■Tolay PPO -Tokyo-
Final
M.Hingis(2) def A.Ivanovic(6) 6-4, 6-2
(優勝スピーチの冒頭でこの器を大好きな寿司のお皿にすると言ってましたw
とても聞きやすい英語で思わず笑ってしまいましたw)
斜めからコートを眺める微妙な位置からの観戦でしたが、テレビでは見られない弾道を見ることができて収穫ありでした。
H-H(Head to Head)はアナの1-0。やはりマルチナはビッグサーブ、強打の相手にはまだ対応しきれない面があるのかなと思いました(休養前、ダベンポート、ヴィーナス姉妹におされていた印象があったので)。
試合では、打ち合いの弾道を見ることと、選手側の動きのみ集中して見ることの二つに絞りました。
前者は、アナのフラットドライブでがんがん押すのに対し、マルチナは真っ向からそれを受けてフラットドライブで返したり、高い軌道で且つベースラインぎりぎりに落とすショットやショートクロスのドロップショットの業で対抗という構図でした。ドロップショットは二度ほどあり、いづれも成功してましたね。ネットを越える瞬間マルチナがちょこっとジャンプする(越えて頂戴という気持ち)姿がかわいらしかったです。(^^
後者は、アナのサーブは本当に力が抜けていてインパクト時に力をぐっと入れるだけで後は力の抜けたフォロースルーといった感じで、センターに入るとエースになってました。でも、マルチナの読みがあたってダブルバックでうまくリターンされていることの方が多かったような気がします。この辺は経験の差なんでしょうかねぇ。
一方マルチナのサーブはなんと言ってもトスがかなり前ということ!
これにはびっくりしました。テニス雑誌で休養後にサービスフォームを変更して、両足よせないようにして、トスを前にしてどかんと打っていることを取り上げていましたが、まさかあんなに前で打っているとは思いませんでした。インパクト時はほんとに「おっとっと」と思わせるくらい体をボールまで伸ばしてヒットしてました。インパクト直後はラケットが前に出たままでした。ようするにインパクト時にのみ力を入れてフラット、スライス、スピンを分けている感じでした。同じフォームなので、インパクト音で球種を判断しないといけないという、ほんとに高度な技術を目の辺りにしました。というフォームだったので、フォルトしたときは、少しトスが前なのかラケットの先でとらえてしまってネットしていることが多かったです。
やはり生観戦はいいですよ。
実際に聞くインパクト音はテレビで拾う音とはぜんぜん違うし、雑誌ではない角度から見られて、新たな発見ができる。テレビや雑誌でイメージトレーニングするのも効果ありですが、実際に見ると尚上達すると思います。時間・資金が許す限り足を運んだほうが良いと改めて思いました。夢は四大大会の生観戦すね。ロジャーが現役でいるうちに行きたいす。
おっと、忘れちゃいけない。今回はまた別の目的もあったのです(^^
アナの「アイデ!」という叫び。
昨年の全米から気になっていて、エースなどとると吼えます。これが生で聞きたかった。
第二セットは、序盤気合の空回りかはたまた第一セットであんなに強打しても拾われるというプレッシャーを感じたのか、サービスが乱れて自ら崩れてしまいましたが、第一セットではラリーからのエースやサービスエースで「アイデ!」が飛び出しました。三回も聞けましたよぉ〜♪もううはうはでした♪
いやぁ、上京して人ごみの中行った甲斐ありました。よかったよかった。
最後にダブルス。
順当に勝ち上がったNO.1シード、レイモンド/ストーサー組みがさくっと勝つかなぁと思っていたらとんでもない展開に(@_@