Gerry Weber Open
- Halle, Germany - Grass
Semifinals
Roger Federer (1) def. Nicolas Kiefer, 6-1, 6-4
うしっ!決勝進出♪
といってもそれほど気合入れて観戦していたわけではなく、
テニススクール帰りだったので、疲れてぼーっと見てました。
ローマのときのステパネクほどガシガシいいサーブを入れられなければ、
まぁ、勝てるだろうという安心感もあってのことなんですが(^^;
ロジャーが苦しむ選手って、
サーブ&ボレーなど1ポイントごとの展開の早い選手や
カウンター気味に強打され続けてしかもミスらない選手だと思います。
キーファはどちらにも当てはまらないので、てこづらないだろうなぁと思ってました。
■1stセット(RF service)
RF K K K K
NK B K B
■2ndセット(NK service)
RF K K K K K
NK K K K K B
第一セットは
ロジャーが二つのブレイクポイントを2/2と一度でとり、
ブレッドスティック♪
とにかくダウンザラインのパスがうまい具合に入ってましたね。
前日までネットにかけていたバックのパッシングが今日はみごとにはまってました。
ライン外側に落ちるフォアのミラクルパスもありましたね。
わいはアウトだと思いました(^^;
あれだけくらってしまっては、次のセットからネットに出られないでしょう。
第二セットは
キーファのサービスが安定しだしてラブゲームキープが第一、七ゲームと二つ。
対してロジャーは0-15と最初のポイントを落として先攻される形が多く、
第六ゲームにはこの日初のブレイクポイント0-40と握られました。
が、
0-40、15-40、30-40、40-40、40-A、40-40、A-40
となんとかサービスの力で押し返してキープに成功。
このときはちょっとドキドキしました。
そのままキープがお互い続き、
第九ゲームでキーファのサービスゲーム。
15-30と先攻し、続くポイントで甘くきた球をバック側へパッシング、キーファのバックボレーが短いロブへ。
ここでキーファ、「お手上げだよ」と両手をあげて、スマッシュの体勢に入ったロジャーに「当てないで」と背を向けた瞬間そのスマッシュをネットにかけるという。。。
うわぁ。ブレイクポイントまであと一歩だったのに嫌な流れになりそうだと思ったら、30-40までいけた♪
この一度のブレイクポイントで今まで安定していたサーブをなんとダブルフォルト。
5-4とようやくリード。
後はロジャーがキープしてゲームセット。
要所でサーブを入れるかどうかが勝敗を分けましたねぇ。
ヒッティング時のこの「左腕」がバランスをよくする
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ところで、
クレーシーズン前まで調子の悪いとみられていたロジャー。
実は病気のため体重が増えていたそうな。
実際のところどこまで増えたのかは定かではないのですが、
公表している80kgより遥か上の88kg〜らしい。
よって、フットワークが重かったということのようです。
なるほど、フィットネス云々というのは体重が関係していたのですね。
トレーニングの回数をこまめに増やし、体重をベストの状態に戻す。
これがパガニーニさんとの話の中にあったんでしょうな。
なんか安心しました。
本人は病気は治ったといっているけど、
フットワーク悪くみえる。
勝ってるけど苦しむシーンが多く安心できない。
試合感がないといっても十分試合はしてると思うし。。。
病気が治ったのに苦しむのは何故?
やっぱり他の選手が技術的に追いついてきているから?
なんて不安だったりしました。
フィットネス、フィットネスといわれても「?」だったんですが、
ようやく納得行きました。