わいたろうの趣味を探す旅


還暦まで続くような趣味を探しています。
現在は、現役テニス界のLegendといわれているRoger Federerのツアー記録を主に記してます。
本ブログは情報提供するためのものではなく、あくまで趣味の備忘録として書き綴っているため、問い合わせ対応は基本的に行ってません。 *admin *RSS1.0 *Atom0.3

Weekly Waitaro
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Basel 三連覇!!!
Davidoff Swiss Indoors 2008
Basel, Switzerland
October 20-26, 2008
€891,000 / 32 Draw
Carpet

Final
[1] R Federer (SUI) d [2] D Nalbandian (ARG) 63 64
Photobucket

1970〜これまで二連覇は、'80、'81のレンドル、'85、'86のエドバーグといましたが、
http://www.davidoffswissindoors.ch/Winner-1970-2007.42+M52087573ab0.0.html
三連覇は史上初!Congrats!ROGER!
君は、偉大なスイススターだ。

ナルバンディアンは'02の覇者でもあり、且つロジャーの天敵とも言われていますが、H2Hは、10-8と差が開きました♪
次のパリであたっても勝てる自信がついたと思います。
http://www.atptennis.com/3/en/players/headtohead/?player1=federer&player2=nalbandian

昨日のゲームは、SFのロペス戦以上に集中したロジャーの圧勝というべき展開でした。
これまでサービスが良いというのは言うまでもなく、エースも量産。
これに全盛期を彷彿させるフットワーク、ラリーでの読み、バックハンドのフィーリングがついてきました。
特に注目すべきは、サービスゲームでリターンが得意なナルバンディアンに1つもBPを与えなかったこと。
そして、なんといっても好調さを感じさせたバックハンドのダウンザライン。
いつもナルバンディアン戦をみていると、強烈なフラットドライブを左右に打ち込まれ、追い込まれているロジャーを見て、ラリーになると急に不安になる思いがありました。
しかし、今日は逆にロジャーが全体を見て弱いと思われるバックに振られても足が付いていき、高い位置でのクロスの強打、低い位置から持ち前のリストワークでコントロールするダウンザラインがうまい具合に深く決まっていきます。
これに焦りを感じたのか、いつもならミスをしないナルバンディアンの方がロングアウトするようになっていきました。
2ndセット途中で、UE13:12とロジャーの方が多いと出てましたが、おそらくそれは内容が違う数字であって、攻めているから出たロジャーのUEと、押されて置きにいったときに出たナルバンディアンのUEというデータだと思いました。

1st set(stats)
RF K K KBK K
DN  K K   K

このセット、4thゲーム。ロジャーのリターンゲーム。
ナルバンディアンが、2ndゲームをラブゲームでキープした後のサービスゲームでガタッとくずれたのか、40-40 #6、BPが5つと早い段階で重いゲームが来ました。
ナルバンディアン、これをからくもキープしたのもつかの間、ロジャーは気落ちせず、次の5thゲームをさくっとラブゲームキープ。サービスが好調であることを印象付けました。
この流れがナルバンディアンにプレッシャーになったのか、6thゲームのリターンゲームは15-40から簡単にブレイク成功。
結果、スタッツから、
 1st points won:80% !
 2nd points won:100% !
 total winner:19 (Nalbandian:11 約2倍!)
この数字は驚異的、ウィナー19もあるのにUEが8という。。。これまたすごい数字ですね。
4thゲームでブレイクできなくてもきっちりキープすれば、今日の調子ならすぐチャンスが来ると思っていたんでしょうか。


2nd set(stats)
RF  KBK K K K
DN K   K K K

このセットは、序盤からいきなりブレイク。
15-30からのリターンエース、15-40のBPではクロスのバックハンドエースが面白いように決まりました。これで完全にロジャーは流れをつかみましたね。もう放さないくらいの勢いで。
最近のロジャーはブレイクしても近い時間に即ブレイクバックされる感じがあったのですが、今日のロジャーはまったくそう感じさせない余裕と集中力がありました。
サービス特にセンターがよく決まっていたし、自分のゲームをきっちりキープし、いつでもブレイクできればするという臨戦態勢でしたね。
ブレイク後のサービスゲーム、4th、6th、8th、10thのうち2つはラブゲームキープ、あとは40-15、40-30からキープと1stセット同様まったく危なげない。
ナルバンディアンもその後はきっちりキープしますが、時すでに遅し。今日のロジャーには序盤の1ブレイクアップで十分でした。
スタッツから、
 1st points won:93% !
 2nd points won:67% !
 total winner:20 (Nalbandian:10 1stセット同様2倍!)
 UE:8
もうこの数字見たら全盛期のロジャーに戻ってきたと言っても過言ではないでしょう。
エストリル、ハレ、USOに続く今期4勝目。
パリもこの勢いで勝利してほしい!是非フランス語圏での初優勝をば!(>0<)/

Match Stats
http://www.sportresult.com/sports/tennis/davidoff/matchreport.asp?lang=&game=9_2

記事「Federer gelingt Titel-Hattrick」
http://www.sf.tv/sfsport/artikel.php?catid=sporttennisartikel&docid=20081026-01
インタビュー「Interview mit Roger Federer nach dem Final in Basel」
| 14:54 | ATP Basel 2008 | comments(3) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
Basel 決勝進出!
Davidoff Swiss Indoors 2008
Basel, Switzerland
October 20-26, 2008
€891,000 / 32 Draw
Carpet

Semifinals
[1] R Federer (SUI) d F Lopez (ESP) 63 62
Photobucket
「完全にゲームを支配した」という感じのガッツポーズですね。

ナルバンディアン/デルポトロ戦はナルバンディアンのリベンジに終わりましたね。
PCでその戦いを見つつもう一方でGAORA放送のリンツSFを見てました。
なぜか。カデール・ヌーニ(Kader Nouni(Fra))さんが主審してたからですw
イヴァノビッチのプレイは相変わらず不安定で、見てて苛立ちを覚えるのですが、ヌーニさんの声が聞きたくて見てましたw

痛めた背中はまだつっている状態。つった余韻なのかまだつっているのかよくわかりませんが、あごを引くと背中の筋肉が引っ張られて痛いです。
終始顎を上げていないといけません。明日、朝一で整形外科に行こうと思う。
たぶん、シップ貼って終わりだと思うんですが。。。


さて、
昨夜のロジャーは何も言うことなしのプレイぶりでした。
ロペス、ブレーク戦を見ていたので、フォアから繰り出されるダウンザラインが恐かったんですが、昨夜はサーブがあまり入らず、ネットにも思ったより出てこなかったので、なんとなく安心して見てられました。

1st set(stats)
RF K K KBK K
FL  K K   K

このスコアから分かるとおり、後半ぐっとギアを入れてとりたいときにとって、後キープすれば終わりって感じがみえます。
ロペスの恐いところは、ブレーク戦でも見せたカウンター気味のフォアのダウンザラインと、バックのスライスでつないだ後のフラットドライブの強打。なんといっても210km/hを越す1stサービス。サウスポー特有の回転によるデュースサイドからセンターへ、アドサイドからワイドへバック側へ逃げていきます。
しかし、昨夜はロジャーがサーブをうまくブロックしていたせいかあまりその脅威は感じられませんでした。
ラリーでもあえてバックを狙ったショットを出し、スライスでつなぐロペスをダウンザラインの強打で追いつめるシーンがよく見られました。
ピンチらしいピンチは、3rdゲーム。
30-0と先行するもそこから粘られ、40-40#3、30-40、40-Aと2つのBPをにぎられました。40-Aとなったときはダブルフォルトでポイントを失ってます。
そこから集中力をあげ、サービスポイントで40-40、A-40と挽回し、キープ成功。
落ち着いていて回りもよく見えていることがよくわかりました。
今日のロジャーはサービスエースがいつもより多かったです。それもロペスが追い上げそうなときにだまらせるようなエース、エース級がほとんど。
試合前のインタビューでも、ロペスはそんなにリターンが良い選手ではないので、サービスの配球を考えてしっかりキープしていけば問題ないと言ってました。
それが結果的にエースの量産になったわけですね(Total Ace 15個)。
4thゲームでも40-Aとブレイクチャンスがありましたが、ここは無理せず次の機会を待つ感じでした。
で、5thゲームを楽にキープ後、6thゲーム。
ロペスにプレッシャーがかかっていたのか、15-40で2つのBPからブレイクアップ。
おや?っと思えるほど簡単にとってしまいました。
ブレイク後の7thゲームは、UEから40-40までもつれましたが、きっちりキープ。
ロペスも流れを変えようと8thゲームは3つのサービス・エースで楽にキープ。
ロジャーは次のサービスゲームに集中していたのか、そのゲームを捨てているようにも見えました。
9thゲーム、ロジャーのServing for the Set
ポンポンと2本のサービスで30-0とし、40-30から1stセット先取。
35分という見ている側にはあまりにもあっけないセットでした。
二人ともネットプレイヤーということもあり、ラリーが少ない、エースや二の矢で終わるショートポイントでの展開ということもあると思います。


2nd set(stats)
RF BK K KBK
FL   K K

このセットは完全にロジャーが支配してました。
1stセット先取後のセットの流れをつかめる1stゲーム。硬くなったのか、ロペスのダブルフォルトで30-40といきなりブレイクチャンス。ここをラリーからポイントし、「C'mon!」の雄たけび。
「ダブルフォルトでチャンスがきた。流れを呼び込める。」というロジャーの考えがわかる叫びでした。
そこから気持ちが乗ったのか、2ndゲーム、4thゲームのサービスゲームをラブゲームキープ。
対するロペスはブレイクダウン後、3rdゲームをサービスポイントを含むラブゲームキープ。5thゲームも40-30から楽にキープしてました。
この間、ロジャーはあまりギアを上げてないようにも見えました。
6thゲーム。ロジャーのサービスゲームでは、40-15からサーブ&ボレーでさくっとキープし、好調さをアピール。
続く7thゲーム、40-15から、バックのダウンザラインのパスが決まりました。
このパスはロジャーの腕、手首の使い方からなせる業の一つ。
こりゃますます調子あがってきたなと思いました。するとそこから40-Aとしブレイクチャンス。このときのロジャーはBP1つで十分でした。2ブレイクアップ。5-2
続くServing for the Matchをサービスポイント二つを含めきっちり締め、ゲームセット。
「このゲームは完全に支配した。決勝進出したぞ。」という思いのこもったガッツポーズを見せてくれました。
このセット、26分。いやぁ〜早かった。。。

Match Stats
http://www.sportresult.com/sports/tennis/davidoff/matchreport.asp?lang=&game=8_3

ロペス戦の記事「Federer deklassiert Lopez」
http://www.sf.tv/sfsport/artikel.php?catid=sporttennisartikel&docid=20081025-01
試合後のインタビュー「Interview mit Roger Federer」


決勝はナルバンディアンですね。
彼はこのインドアの時期になると強くなるんですよね。。。ストックホルムでも優勝してますし、マドリッドで負けたデルポにもリベンジを果たしてます。
好調と言って良いでしょう。
タフになること間違いなしです。
去年のマドリッド、パリの雪辱もありますし、是非勝って優勝してほしい!!!
| 11:44 | ATP Basel 2008 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
Basel QF突破
Davidoff Swiss Indoors 2008
Basel, Switzerland
October 20-26, 2008
€891,000 / 32 Draw
Carpet

Quarterfinals
[1] R Federer (SUI) d S Bolelli (ITA) 62 63
Photobucket
今日の一枚はこれ。フォアのドロップショット。
前コーチ・ヒゲラスさんがついてから使い始めた業。

今日も夕方〜夜まで寝溜めしてから夜中起き続けて試合開始を待つスタイル。
試合開始時間も少ししかずれてないし、試合も1h強でさくっと終わったので、すごく楽でした。
ただ、LiveStreamingが、サッカーニュースを流してからロジャー戦をLiveするものだったので、1stセット5thゲームくらいまではLiveScoreでの観戦でした。
ま、お互いキープしていたので、大事なところはStreamingで見られたのでよしとします。

1st set(stats)
RF K K KBKB
SB  K K

Streamingを見始めてびっくりしたのが、ボレッリのストローク。
逆クロス、ダウンザラインとも威力が強力。ロジャーが振られてとれないというシーンが多かったです。
First Meetingだし慣れるのに時間かかって、こりゃ今日もタフになるかなぁと思ってた矢先、
6thゲーム。ロジャーのリターンゲーム。
0-30と先行。坂本正秀さんの解説より「2ポイント先行するととりにくる」という見方ができたので、そろそろギアあげてとりにくるかな?と思ってみてました。30-30まで粘られましたが一つのBPでブレイク!
思ったよりさくっとブレイクアップできましたね 4-2
ブレイクアップ後のサービスゲーム。ボレッリはリターンゲームを得意とするんでしょうか。かなり思い切ったストロークでの攻めで0-30と先行。早速ピンチを迎えようとしていました。しかし、ここからがロジャーの真骨頂。サービス力で40-30まで挽回。続くポイントはとられ、40-40にはなりましたが、その後のポイントをおさえみごとキープ。
8thゲーム。ロジャーのリターンゲーム。
ここも0-30と先行し、15-40のBP。最後はダブルフォルトで1stセットを先取。
ラリーでのストローク力でびびっていた割りに、ありゃ?と思わせるような展開でぽろっとものにできました。
ちょっと拍子抜け。


2nd set(stats)
RF K K KBK K
SB  K K   K

今日は昨日以上にサービスが調子良いですね。2ndゲームまでお互いラブゲームキープ。ロジャーはACE:12と良い調子。
すると3rdゲーム。ロジャーのサービスゲーム。
突然重いゲームになりました。40-40が#4の上、40-AとBPも握られました。
あとで見返すと、ボレッリのブレイクチャンスはこのゲームだけでしたね。
ラリーからロジャーのUEでポイントを落としていたところもあり、あちゃぁ嫌な感じだなぁと思ってると「RF-UE:8、SB-UE:12」というデータが表示され、まだボレッリよりはミスしてないし、少ない方なのかと安心しました。しかし、この大事な局面でのUEは少なかろうがなんだろうがやってはいけない。それを補うように2ポイント連続のサービスポイント。この局面でのショートポイントもまたロジャーの実力の一つですね。
結局キープし、2-1
そのあとのサービスゲームは危なげないものでした。
6thゲーム。ロジャーのリターンゲーム。
ラブゲームでブレイク。省エネでのブレイク後もラブゲームキープ。これはでかいですね。
30-0となったときは、冒頭であげたヒゲラスさん伝授のフォアハンドのドロップショットを披露。余裕が見えました。
こうなると気持ちも乗るし、体力も温存。相手にもプレッシャーがかかります。
次のリターンゲーム、15-40, 30-40, 40-Aと3つのBPをとっているのも完全にロジャーペースだなと思いました。
Serving for the Matchの9thゲーム。前のゲームで粘られながらキープされたので、もつれるか心配でしたが、きっちりラブゲームで。さすがです。

Match Stats
http://www.sportresult.com/sports/tennis/davidoff/matchreport.asp?lang=&game=7_4

ボレッリ戦での記事「Federer im Halbfinal」
http://www.sf.tv/sfsport/artikel.php?catid=sporttennisartikel&docid=20081024-01

最後のインタビューでは、ネットアプローチが多くなったことを聞かれ、オリンピックのダブルスで金メダルをとったことで自信がついたからということ。
ネットにつくとあのときの感覚が蘇るようだと言ってました。
ロジャーにとって北京での金メダルがメンタル面を大きくささえるものになったんですね。
あの金メダルは見ているわれわれにも大きな感動を与えてくれました。
Wimbyでの敗戦がかすみましたからね。
来年はこの金メダルパワーをもとにいつものロジャー、否、新生ロジャーを期待したい♪

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今日はテニススクールの日。
SFの時間にも余裕があるので、はりきっていたんですが、朝、くしゃみをした瞬間背中がつってしまって、少しでも首を下げると痛たたっと・・・。
温シップを貼ってしばらく寝てたんですが、全く治らず、、、やむなく今日はお休みすることにしました。
最近の夜間観戦がたたったのかな。。。
せっかく、マドリッド、バーゼルでロジャーが着ているウェアが届いたからこれ着てやろうと思ってたのになぁ。。。
結局今月は1度しかスクールにいけてません。ぐすん。
| 16:53 | ATP Basel 2008 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
Basel 2R突破
Davidoff Swiss Indoors 2008
Basel, Switzerland
October 20-26, 2008
€891,000 / 32 Draw
Carpet

2nd Round
[1] R Federer (SUI) d J Nieminen (FIN) 76(6) 76(1)
Photobucket
今日の一枚はやっぱりこれかな。チップ&チャージ。
このプレーでポイントしてBPにつなげる場面を何度か見ました。

昨日は夕方から夜にかけて寝溜めしておきました。23:00〜試合開始まで起きてました。
夜中起き続けて試合を待つのって結構きついですね。
いくら寝溜めしてても身体はその時間になると寝るように働く。。。
夜中2:00を過ぎてPCの前で待機してると目もいくらかしばしばして乾きつつある。

第一、第二試合がファイナルまで突入するも、第三試合のデルポがストレートでさらっと勝ってくれたおかげで、ロジャーの試合は予定より45分遅れで始まりました。

1st set(stats
RF K KB    KBK
JN  K  BKBK   K
Tiebreak
RF K  KK  K BB KB
JN  KK  KK B  B

序盤から、ニエミネンがベースラインの中に入って深い球を強打で返し、ロジャーにプレッシャーを与えてました。
ロジャーのサービスゲームでも、ラリーになるとnothing to loseでガンガン入って押され気味でした。
それを感じたのか、ネットアプローチをよく見るようになりました。
ネットについてショートポイントで稼ごうという作戦だと思いますが、半ば強引に出ているようにも感じました。
それを予測してか、ニエミネンの強烈なパスが足元に食い込み、ロジャーのネットプレーのミスを誘ってましたね。
1stセットのnet points won 4/14 (29%)多い上に確立が低い。。。
しかし、先にブレイクアップしたのはロジャーでした。が、即ブレイクバック。さらにブレイクされ、ニエミネンの攻めに対する気持ちがロジャーを圧していたと思いました。
1stセット、ニエミネンの5-4でServing for the set。
ここで流れを変えようとロジャーも果敢に攻めていきました。それが冒頭で述べたチップ&チャージ。このネットプレーが活き、ブレイクバックに成功。
次のサービスゲームをなんとかキープし、最悪でもタイブレイクに望みをつなぎました。
タイブレイクは、お互いキープ後、miniブレイクで二転三転、どっちがこのセットをとってもおかしくない流れになりました。
先にキープしたのはロジャー、このあとブレイクし、8-6でなんとかタイブレイクをもぎとりました。


2nd set(stats
RF  K KBK   K K
JN K K   KBK K
Tiebreak
RF  KKBBKKB
JN K

2ndセットに入ってもニエミネンの攻めに対する気持ちは折れておらず、ラリーになるとベースラインの中に入って深いショットを連発してましたが、ロジャーも負けじと深いショットで応戦。
先にブレイクしたのはまたもロジャー、見事なパスが二つありブレイク。
4-2となりいつもならここから一つもブレイクを許さずキープしていくんですが、ネットプレーでの失敗などリズムをつかみきれてませんでした。
そのなかでもボレーボレーでのポイントの取り合いでは落ち着いていて、返ってきたボールを相手のボディやオープンスペースにコントロールするところはさすがでした。
8thゲームのサービスをブレイクバックされるも、9th、11thのサービスゲームをラブゲームでキープ。タイブレイクへ良い流れをつかみました。
タイブレイク、4thゲーム、ニエミネンのサービスでチップ&チャージによるプレッシャーでminiブレイク。ここから一気にロジャーの流れになりました。連続7ポイント。
7-1、ロジャー。見事です。


Match stats
http://www.sportresult.com/sports/tennis/davidoff/matchreport.asp?lang=&game=6_4

ニエミネンにラリーで圧されている感があり、ブレイクアップ後のブレイクダウンと今一すっきりしない展開でしたが、安定したサービスによるエース(級)に助けられましたね。
net points won も2ndセットでは9/16 (56%)とあげてきました。
UEも17→8に減らしたりと内容はどうあれ、数字を見ると精度が増してきていることがわかります。
ま、去年の決勝の再現ですからね。タフになるだろうとは思ってました。

今日(明朝)も同じ時間です。深夜観戦に備え、また寝溜めしとこうかな。。。
http://www.davidoffswissindoors.ch/Daily-Program-2008.44+M52087573ab0.0.html

その他、ニエミネン戦の記事
http://www.davidoffswissindoors.ch/Daily-Program-2008.44+M52087573ab0.0.html
ダイジェスト「Federer im Viertelfinal」
インタビュー「Interview: Roger Federer」
Q:1セット目も2セット目もぎりぎりだったけど、ああいう状況の時は何を考えているのですか?
A:今日の相手には勝ち続けているから勝てると自分に思い聞かせ、あとはとにかくポジティブに考えること。そして運。
| 11:37 | ATP Basel 2008 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
Basel 初戦突破
Davidoff Swiss Indoors 2008
Basel, Switzerland
October 20-26, 2008
€891,000 / 32 Draw
Carpet

1st Round
[1] R Federer (SUI) d B Reynolds (USA) 63 67(6) 63
Photobucket
今日は黒のソックスだったんですね。黒シューズなのでこちらも似合います。

初戦、なんとか勝ちました。
ナルバンディアン戦、デルポ戦を見た後うたた寝して2:30ごろぱっと目が覚めたんですが、眠気に負けてそのまま寝てしまいました。
気づいたら4:00(@0@!
LiveStreamingはサッカーやってるし、時間もとうに終わってるものだろうと思い込んでLiveScoreを見るとなんとファイナル。
でも、5-3でリードしていたのでそのまま床に就きました。

ホームでのプレッシャーってやっぱりあったんですかね。
ボビーはAIGに来ていた選手で良い動きをしてました。ロディックの練習相手なんかもしてたし、個人的に注目してたんですが(サインもゲットw)、まさかファイナルに突入するとは思いませんでした。
Liveで見られた方の感想を引用させていただくと、
サービスゲームはさくっととれるのにリターンゲームでなかなかブレイクできない(bp won が2/12 3BP握っても、サーブとかでしのがれる)。
2ndセットのタイブレークも1-5から6-5まで挽回したがこれもとれずという我慢してチャンスを待つしかないって感じの展開のようでした。
わいが気にしていたフットワークは軽かったようで問題なしとのことです。


スイス在住の方が試合後のインタヴューについてコメントくださいました。
http://www.sf.tv/sfsport/artikel.php?catid=sporttennisartikel&docid=20081021-02
「Interview mit Federer」

とにかく相手の動きを読むのが難しかったのと、とてもいいサービスをしていたので2セット目は残念ながら取れなかった。

あと一つインタヴュアーからの冗談質問が。
ネガティヴな質問ばかりされているのはわかっているけど、私も最後に一つネガティヴな質問をさせてもらいます。2005年に一番セクシーな男性(スポーツ界でしょうか?)と選ばれたのに2006年にはその座を奪われてしまったけど、このナンバーワンの座に戻るように何か努力をしていますか?

答えについてはコメントされてませんでしたので、ロジャーなんて答えたんでしょうかね?
ニコニコ笑って「ウェアについては考慮してるよ」とか言ってるような気がします。


しかし、名前の横のシードNo.1なんて久々に見ました。やっぱり嬉しい。
今年度No.1はナダルに決まりましたが、来年、ロジャーのNo.1返り咲きを期待したいですね。
ちなみに歴代No.1は、、、
2008- Rafael Nadal (Spain)
2004- 2007 Roger Federer (Switzerland)
2003- Andy Roddick (U.S.)
2001- 2002 Lleyton Hewitt (Australia)
2000- Gustavo Kuerten (Brazil)
1999- Andre Agassi (U.S.)
1993- 1998 Pete Sampras (U.S.)
1992- Jim Courier (U.S.)
1990- 1991 Stefan Edberg (Sweden)
1989- Ivan Lendl (Czech Republic)
1988- Mats Wilander (Sweden)
1985-87- Ivan Lendl (Czech Republic)
1981-1984- John McEnroe (U.S.)
1979-1980- Bjorn Borg (Sweden)
1974-1978- Jimmy Connors (U.S.)
1973- Ilie Nastase (Romania)

レンドルが三年守ったNo.1を一度奪われ、'89に返り咲いてます。
サンプラスが返り咲いてる印象があったんですが、なかったんですねぇ。
これを見ると、一度陥落するとなかなか難しいことを照明してます。
技術面、メンタル面でやはり時代の流れについていけないということでしょうかね。

昨日、チューリッヒオープンの録画を見ました。SFで優勝したヴィーナスとイヴァノビッチの試合を見てましたが、どちらも展開が早い。
コートの中に入ってライジングでひっぱたきあってました。
今年の全仏ではその展開の早さがイヴァノビッチの武器として注目されてましたが、今やどの選手もその技術を取り入れているように見えました。
解説では展開の早さを意識しすぎて、イヴァノビッチが自分の強打に対して返されたカウンターに準備しきれてないというコメントがありました。
展開の早さを意識してボールのスピードが早すぎても、コースが少しあまいとカウンターをくらってましたね。

ロジャーの技術面は未だ世界一だと思ってます。フィットネスもWimbyでナダルと5セット戦える分だけあることも証明できました(最後はちょっと疲れ気味だったけど)。
ただ、ときおりフットワークが悪くなる、天性の読みがあたらないときが出てきているので、そのへんがばちっとはまれば来年No.1に返り咲くことは期待できそうです。
| 10:58 | ATP Basel 2008 | comments(3) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
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