BNP Paribas Open 2011
Category: ATP World Tour Masters 1000
Place: Indian Wells, U.S.A.
Date: 10.03.2011-20.03.2011
Draw Size: S-96 D-32
Surface: Hard
Prize Money: $ 3,645,000
http://www.bnpparibasopen.com/Singles 4th round
[2] R Federer (SUI) d [WC] R Harrison (USA) 76(4) 63今回の相手はアメリカの新鋭ハリソン。
顔立ちが80’sアメリカンって感じがしてなりません(^^;
ラオニックの試合を少し観てましたが、ハードヒットを多くをしめる典型的なアメリカンテニスに感じました。
勢いあるラオニックを倒してるし、First Meetingで対応に時間がかかることを考えると要注意です。
しかし、ロジャーを前にして相手が固くなってしまう、プレッシャーに押しつぶされる選手が多いのもあるため、ハリソンがどの程度くらいついてくるか注目でした。
この試合はGAORAで放送される予定がなかったので、ライストを探してLiveで観てました。
考えてみれば、応援している大好きな選手を数多くある試合の中からほぼ毎回取り上げられて観られるというのは幸せなことですね。
それもロジャーが勝ち上がって観る機会を多くしてくれているというのが大前提なわけで、彼の安定した成績にいつも感謝してます。
いつもじゃないと思いますが、この日は入場直前にリストバンドをつけてました。
1st set(76(4))
RH K K K KB B
RF BK K K K B
tiebreak
RH B KK K
RF B K KKB KK
2nd set(63)
RH K K K
RF K K KBK K
題名の「冷や冷や」というのは、1stセットのことです。
出だしは絶好調で、ロジャーのハードヒットや切り替えしにライアンが対応しきれない状態があり、安心して見られました。
しかし、それも3rdゲームでライアンがサービスゲームをキープすると落ち着いたのか、ロジャーにポイント先攻されるもきっちりキープを続けていきました。
(ライアンサイドにはヒゲラスさんが見えました。なつかしかったですねぇ〜)
ロジャーの1ブレイクアップのままもつれ始めたのは4-3ロジャーのサービスゲーム。
イージーボレーをミスして0-15、続くポイントもミスして0-30.
これまで比較的楽にキープしていたサービスゲームから流れが変わりました。
凡ミスが続き、サービスの確率も下がり、あきらかに集中力が下がってました。
15-30からのアプローチ&ボレーの1stボレーではかなり慎重に処理してましたね。
30-30からスイングボレーをミスしてしまい、この日初めてのBPを握られました。
このゲームはここから逆転キープできましたが、SFS、2ndサーブをたたかれ0-30.
なんとここでDFして0-40.
集中力が戻ってきません。そんな中でもアプローチ&ボレー、フォアのパスで30-40とするも、ハリソンのリターンがネットインし、もつれた結果ボレーで処理できず5-5.
次のゲームは奮起し、0-40、15-40から打ち合いで勝ち、再びブレイクアップ。
しかし・・・
二度目のSFSもDFがからんで0-40とし、ここでも決められずタイブレイクへ。
ロジャーに苛立ちが見えました。
この日は寒かったようで、チェンジエンドの際、肩にタオルをかけてました。
タイブレイクはminiブレイクからスタートするも、アプローチ&ボレーが失敗して1-1.
集中しなおしてワイドのサービスエースで流れを止めると、キープが続いた4-3からフォアで押し込んでminiブレイクに成功。
5-4のサービスでフォアの押し込みからドロップショットで綺麗にポイントが決まり、集中力と余裕が出てきました。
最後はセンターへのサービスポイントでセットアップ。
ほんとに冷や冷やしました。
2ndセットもDFがあり、なんだかこの日はひどくDFが目立ちました。
ダブルスもあり、連日の疲労からなのかと思いましたが、そうでないと信じたいです。
むしろ2ndサーブで攻めてなにかを試しているんではと思いたいですね。
ハリソンはセットダウンするもまったく気落ちせず良いパフォーマンスを続けてました。
それだけにロジャーは1stセットのようにまた集中力を落とすと足元を救われると感じていたんだと思います。
3-2で0-40としたブレイクゲームではガッツポーズが見られました。
ブレイク後のサービスもキープし、5-2でのリターンゲームでも0-40のWブレイクアップのチャンスがありましたが、とりきれず。
ハリソンが最後まであきらめないとても良いプレーをしてました。
ロジャーサイドには相変わらずギャビンが。
ロジャーの調子を見てか、結構余裕な雰囲気でしたね。
SFM、今度はLoveゲームでぴしゃっと締めてくれました。
最後の最後でサーブがよくなりましたね。
よかった。
次はダビデンコ、ベルディヒを破ったダブルスの相手スタン。
今回は一緒に練習しているので、ロジャーの状態を知っているだけにちょっと怖いですね。