Internazionali BNL d'Italia 2011
Category: ATP World Tour Masters 1000
Place: Rome, Italy
Date: 08.05.2011-15.05.2011
Draw Size: S-56 D-24
Surface: Clay
Prize Money: € 2,227,500
初戦からツォンガ。
なんともタフなドローとなりました。
ランキングTop5以降選手の上下が激しくなりました。
怪我から復帰した選手、怪我によりランキングを落とした選手がここ最近出場するようになり、早い段階でこういう対戦が実現されます。
デルポ、ガスケ、シモン、ツォンガ、フェリロペ、ステパネク。
マスターズ1000シリーズともなるとこういった面々と初戦であたるのは実にコワイ。
2nd round
[3] R Federer (SUI) d J Tsonga (FRA) 64 62初戦ということでショットやフットワークに荒さが見られましたが、ツォンガのバック攻めに対しては丁寧に処理してましたね。
少し嫌な雰囲気になったりBPがきてもフレームショットもなく落ち着いてました。
実はクレーコートシーズンに入ってライブで観戦することがほとんどありませんでした。
今回も夜中(2 a.m.)だったのでパスしました。
ライブで見るのもドキドキしますが、朝起きてケータイでチェックするのもドキドキします(^^;
1st set(64)
RF KBK K K K
JT K K K K
2nd set(62)
RF BKBK K K
JT K K
最近ロジャーの試合を見ていると、1stセットはラリーで入って、流れをみて場合によってはドロップショットで相手を揺さぶる。
2ndセットにはいるとネットプレーを少し入れてくる。
この試合もまさにそんな展開でした。クレーということでいつもよりラリー主体ということもありました。
フォアの精度が幾分悪かったけど、要所要所でしめていたと思います。
SFSで0-30となり嫌な雰囲気になりましたが、アプローチ&ボレー、サービスで逆転キープ。BPにも落ち着いて対応してました。
2ndセット、1stゲームで早速30-40のBPからブレイク。
ドロップショットも見られるようになり2ndゲームも40-40となり追いつかれそうになりますが、キープ。
3rdゲーム、15-15でツォンガのショットがベースライン際に落ち、線審が「Out」のコール。
主審がボールマークを確認しに入った時、ロジャーがよく分からないのでコールした線審にどれか教えてよと読んでました。
主審とこれかな?とやりとりしているだけですが、観客にはそのやりとりは聞こえないので、コールに対して不満を言ってるのではとおもわれたのか即ブーイングが。
ちょっとよろしくないですね。観客の方にマナーが必要と思われたシーン。
これがオーバーコールにならず15-30となったあと、連続ポイントとなりBP。
Wブレイクとなり、ロジャーに余裕がではじめ、続くサービスゲームはLoveゲームキープ。
5thゲームも15-40のBPを握りましたが、ツォンガが踏ん張りこのセットはじめてキープ。
流れがかわったのか、ロジャーの集中力が落ちたのか6thゲームのサービスゲームでミスが続いて15-40のBPを握られました。
これを逆転キープし、安泰と思われたSFMではサーブ&ボレーで2ポイント目をとりに行きましたが失敗。
ショットよりボレーのミスの方がショックがでかい。
30-40、40-A、40-Aと三つのBPを抑えて「なんとか」ゲームをしめることができました。
ツォンガ相手に初戦でBP save を100%というのは満足いく結果です。
そういえば、ツォンガのラケバにシグネチャが入ってましたね。
ラファと同じフォントのようです。
試合終了後、観客に手をふりベンチに戻ってリストバンドを投げようとしたとき、ベンチ裏にいた人に何か声をかけられたんでしょうか。
珍しくその人に手渡しでリストバンドを渡してました。それも隣の人が取ろうとしたのを制して。
いったいなんだったんだろう。
普段ならロジャーから手渡しでもらいたいとか近くにいたいとかそんなことを思いますが、ことときばかりはロジャーの心を動かした言葉は一体なんだったんだろうと思いました。
会見動画です。