Cincinnati 2011
- Name: Western & Southern Open
- Category: ATP World Tour Masters 1000
- Place: Cincinnati, U.S.A
- Date: 14.08.2011-21.08.2011
- Draw Size: S-56 D-24
- Surface: Hard
- Prize Money: $ 2,430,000
当然のように今大会もCanadaと同じアウトフィットでした。
この青、何度見ても鮮やかでいいですね。
着丈はやはり最近の中では長めで、ポケットが見えなくなるくらいでした。
2005年モデルもこれくらいの丈でしたが、縁が円形だったのであまり長くは感じませんでした。
バランスのとれた体系なので、長くても短足には見えませんね。
モントリオールではツォンガの勢いに押されて負けてしまいました。
今大会もパワーヒッターのデルポと初戦。
彼がノーシードになりやっぱりこういう状況ができたかとファンは皆思ったでしょう。
怪我からの復帰とはいえ、ツアーに戻ってきたわけで、あなどれませんでした。
2nd round
R.Federer(3) d. J-M.Del Potro 63 75
1st set
RF K KBK K K
JD K K K
2nd set
RF K K K K KBK
JD K K K K K
1stセット、1stゲーム、ロジャーがいつもなら逆クロスのフォアでねらうところをデルポのフォアばかりを攻めてポイントにしてきました。
怖いフォアをあえて封じるための作戦が見えました。
これでリズムをつかんだのか、サービスが安定、ショットも盤石。
1stセット中盤からデルポが自分のショットを取り戻しつつありながらも、サービスゲームではコースを読ませずそのままセットアップ。
2ndセット、1stゲーム、3つのBP。これをブレイクしていたら一気に持っていくだろうと思いましたが、そうさせないデルポはさすがでした。
中盤から激しい打ち合い、どちらも負けてませんでしたが、時折見せるロジャーのドロップボレーなど後ろだけではないぞという柔軟な発想が活きてました。
5-5からデルポの攻撃をディフェンスで乗り切り30-40.
ここから今日さえているフォアのエースでブレイク。やや回転多め、ライン上で急激に落ちるロジャーらしいショット。デルポの足を一瞬止める絶妙なクロスでした。
3rd round
R.Federer d. J.Blake 64 61
1st set
RF BK K K K K
JB K K K K
2nd set
RF B BKBKB
JB B
この試合は笑顔で始まって笑顔で終わりました。
最初は、1stゲーム、ラーヤニさんが0-30とコレクションをとったとき。
ロジャーのクロスショットがライン際におちたボールに対し、ラインパーソンが「Out!」と叫んだ直後、大声で「0-30! Corection Balls Good!」
あまりにも大きかったので笑いがありました。ラーヤニさんも思わず苦笑い。ロジャーもブレークも笑ってました。
ラーヤニさんがメジャー大会の主審を担当し続けることができる理由はここにあります。
訂正するときや重要なポイントではいつもより大きく選手、観客に聞こえやすくコールするところ。
そこでコアなファンの中では「*-40」の発音が「〜フォーティーンぬっ」の発音w
それとラケットを叩き割ってWarningをとるとき。すぐとらず、選手が落ち着くのを待ってからコール。
尊敬すべきするところばかりです。日本で何度かコンタクトとった際の人柄にも惹かれました。
ブレークには、フォア、バック、サーブすべてに攻めの要素があり、カチッとはまると手が付けられません。
北京五輪で負けた悔しさは今でも忘れられません。
そんな攻撃力はこの試合ではあまりみられませんでした。
怪我をしたせいか、スピンを多めにかけたショットがよく見られるようになりました。
1stセット、最初にブレイクしてからサービスゲームのリズムをくずさず無理せずセットアップ。
2ndセット、3つのBPから先行に成功。しかし、徐々にブレークの強打が目覚めてきました。
ブレイクに成功したとは言え、ブレークの強打に少しリズムがくるったのか1stサーブが入らなくなったロジャー。
DFで15-40.2ndサーブをたたかれリターンエースでブレイクバックを許しました。
ブレークが勢いにのるかと思いきやまだぱっとせず、ロジャーのきれいなダウン・ザ・ラインのバックハンドパスが決まり、そこから再びブレイクアップ。
ロジャーのサービスゲームもまだピリッとしませんでしたが、2ndサーブからでも自分の早いテンポでポイントをとれたことで「C'mon」
チェンジエンドのキスカメラで、どうするのか決めかねてる男女の姿があり、女性が拒否したシーンで会場から笑いが、ロジャーも思わず笑ってしまいましたw
3-1のリターンゲームでは、ブレークの強打に弾道の高いボールでタイミングとプレースメントでポイントをとり、2ブレイクアップ。リズムを引き寄せ、結局ブレッドスティックで試合をものにしました。
試合後、握手をする際、笑顔が出た二人、カムバックしたブレークにまた試合ができてよかったと言ってるように見えました。
ブレークはフィラにしてからスリーブレス、バンダナを封印しましたね。
襟付きだし。ちょっと昔の力強さが感じられなくなってしまいました。
シューズはNIKEに戻したようですし。
まぁ、契約してないせいかスウォッシュ部分に黒いガムテープはってるようですが。
シューズ契約がない選手は多くいますが、自分で購入してスウォッシュを隠すなんてことしてるの見たことないですね。
ダビデンコでさえ契約がなかったときでも、シューズ(アシックス)はそのまま使ってました。
「契約しないよ」的なアピールなのか、フィラのTRモデルに気を使ってるのか不明です。
Quarter final
T.Berdych(9) d. R.Federer(3) 62 76(3)
1stセットは押し切られてしまいました。
2ndセットで挽回しようとなんとかキープしてくらいついてましたが、ベルディヒのサーブが強固でなかなかブレイクするきっかけがつかめませんでした。ロジャーのゆさぶりにも全く動じず、タイブレイクに入ってバックのダウン・ザ・ラインがロジャーを苦しめました。ロジャーも集中してポイントを重ねなくてはいけない場面がミスをしてしまい、ゲームセット。ベルディヒの肩の状態を振り払うほどの集中力に完敗です。
結局今大会も登場時、退場時にRFジャケットを着てくれませんでした。
この時期のRFジャケットが新しいカラーリングなのかよくわかりませんでしたね。
RFキャップをかぶってる姿もちょっとしか見かけませんでした。
練習のときも1日くらい。あとは試合後の番組出演時にかぶってました。
ファンがとってくれた練習時にバンダナを巻くロジャー。
膝の上で折りたたんで…
髪を整え…
張った状態でおでこへ…
そして結ぶ…
普通でしたw
ちなみに、このTeeは今のシーズンで販売されてるものではないです。
たしか一昨年の夏モデルだった記憶があります。