先日、「20世紀少年」の上映時間が遅れたのを理由に受け取った無料チケットで見に行きました。
期限が今月末だったので今いかないと再来週当たりから平日も込んできそうな予感がしたので追われるように公開されてるもので一番見てみたいものをチョイス。
「ウォーターボーイズ」からファンになった矢口監督の「ハッピーフライト」
http://www.happyflight.jp/index.html
CA、パイロットの搭乗員とお客さんのやりとりだけの物語と思いきや、ドッグの整備士、管制室、はてはバードマン、航空ファンまで飛行場にかかわる全ての人間模様が描かれ、最後の最後まで見飽きませんでした。
見ている最中、そういえば航空宇宙工学がやりたくて大学を選び、研究室も流体工学を専攻したんだっけなぁなんてことを思い出しました。
わいは今、IT関係の仕事をしているので情報工学(理系)にシフトしてますが、工学系の方が向いているというか強いんだよねと再認識もしました。
ハッピーフライトは、矢口監督ならではの面白いと思える人の動き、会話のやりとり、エンターテイメント性が盛りだくさん。
爆笑レッドカーペットほど大爆笑するようなコメディーさはないですが、一番後ろの席でニヤニヤしながらときには周りを気にせず声に出して笑いながら見てました(平日なのでお客が少なくて一緒に笑ってくれる人いなくて寂しかったけど)。
コミカルなシーンで印象に残っているのは、CAが搭乗する際、列になって早足で歩くところを航空マニア(オタク?)がカメラ構えてフレームインしてくるシーン。
ぷっと吹き出してしまいました(^m^)
ところどころに見せるこのサムアップポーズはなかなかグッときますね。
フォトギャラリー
わいは普段映画はTVで見ても十分なスケール(恋愛ものとか)のものはWOWOWで見ます。
が、今回は「20世紀少年」に続き、映画館で見てよかったなぁと思わせてくれました。
それは、航空機のギミックがよくわかるカット。
コックピットのギアレバー、計器類パネル、など詳細な動きは他の映画でも見られますが、レバーを動かすとフィンが稼動したり、エンジン音が上昇したりと、コックピットと機械が連動したシーンが大画面、ドルビーサラウンドで伝わるのです。
一番好きなのは、着陸時のフルブレーキを行った逆噴射。フィン、エンジンの動きが細かくて、航空ファンにはたまらないシーンでした。
こりゃぁ。ANAの宣伝効果がかなりあがるなぁと思いました。
ちなみに、大学の研究室の先輩一人、後輩一人が航空会社に勤めてます。
こないだ先輩からメールがきて、一回り大きなやつの操舵訓練をするようになったとのこと。
映画でつかわれた機体(ジャンボ)までいくのに10年以上かかるんだろうなぁと思いました。
女性も男性も楽しめる映画です。是非いかれてみては。
あ、「WALL・E」見たい人の方が多いかもね(^^;
わいはパスしました。
ディズニー系の映画はなぜか敬遠しがちなんですよね。
遠い将来家族が出来たときに見ることにします。