Australian Open 2011
Name: Australian Open
Category: Grand Slam
Place: Melbourne, Australia
Date: 17.01.2011-30.01.2011
Draw Size: S-128 D-64
Surface: Hard[o]
2nd round
[2] R Federer (SUI) d G Simon (FRA) 62 63 46 46 63始まる前はこんなに早くシモンとあたるのはちょっと嫌だなぁ程度に思ってました。
2敗したときは08年でmonoと背中に不安があったなかでの対戦だから今回は違うだろうと。
ちなみに過去2試合のログ。
08トロントR2
G Simon d [1] R Federer 26 75 6408上海最終戦RR1
[8] G Simon d [1] R Federer 46 64 63どちらもセットアップしてからの逆転負け。
最初はロジャーのリズムで試合を運ぶも後半シモンがペースを変えてロジャーのミスが増えるといった感じでした。
で、始まってみるとギョっとするほどロジャーが圧倒。
こんなに差が出るとは思いませんでした。
流れが変わったのはほんのちょっとしたところ。
2ndセットの6thゲーム、ロジャーがサービスに入る前にボールボーイの動きが鈍く、少し間が空いてしまい、そこからのポイントをシモンが粘ってつなぐとブレイクダウン。
このポイントからボールボーイの動きが異様に気になってしまいました。
「ん?そこはネット際の子がとるんじゃ?」といった連携がうまくとれてなく、そして走りもバタバタっととろい。。。
交代(1hずつ?)してるとはいえ、夜遅くまで動いているので、ナイトの2試合目だとやっぱりこうなっちゃうよねと思いつつフラストレーションを感じてしまいました。
1st set(62)
GS K K
RF KBKBK K
2nd set(63)
GS K BK
RF BK KB KB
3rd set(46)
GS BKB B K K
RF B BK K
4th set(46)
GS K K K KBK
RF K K K K
5th set(63)
GS K K K
RF K K KBK K
1stセットはロジャーがつないでシモンのエラーを誘うか、ロジャーがチャンスボールを確実に攻め込んでましたが、
2ndセットはラリーはラリーでもシモンのショットが遅すぎる。ロジャーは打ち込まないといけない状況に。
09楽天でシモンのショットを見てほんとにこんなショットでポイントとれるのか?と思うくらい彼のショットは遅かった。フォロースイングは小さめでインパクトだけコントロールしてました。
楽天の試合はユーズニーがまったくミスをしないので、カウンターも決まらず先にミスしてしまいまって負けてしまいましたが。
しかし、ロジャーの場合はつなげるより攻めてリズムをつくってなんぼのプレイなので、そういうわけにはいきません。
案の定、シモンがロジャーの球質に慣れるとカウンターも決まりだし、ロジャーはどうするとポイントがとれるかさぐることになりました。
2ndセットはなんとか取れました。雲行きがあやしくなったのを象徴するかのようなロジャーのガッツポーズがでました。
3rdセットはもう崩壊って感じでしたね。
ラリーが長くなるとほとんどポイントが取れてなかったような。。。
こんなにサービスゲームをキープできないのは久々でした。
4thゲームはサービスゲームで少しリズムを取り戻したのか、キープできるようになりました。
しかし最後の最後で0-40の大ピンチ。1stサーブが入らず、2ndサーブをたたかれてブレイクされてしまいました。
10thゲームで40-Aのブレバチャンスが来ましたが、とりきれず。
ファイナルセットはどうなるかと思いましたが、0-30のサービスゲームでもとりきり、
勝負どころの中盤では遅いラリーを選択。
相手の土俵でプレイしているようで、ミスしないかとてもハラハラしました。
展開が遅くなったのは気温が低くなってシモンが動きやすくなったためウィナーが決まりにくくなったという話も。
ブレイクした6thゲーム、実は40-15のGPを握られてからの逆転でした。
それまで遅いショットでラリーを選択してたのを一気にギアアップして強打2発で40-40.
いったんはGPを握られ、やきもきしましたが、40-40に戻し、遅い展開からネット際の短いボールを相手の動きを見てからストレートにやさしく返球し、ブレイク。
このプレーを見たとき、余裕があったので、スピンで打つだろうと思ったところをやさしいタッチで返したので、かなり慎重でロジャーも緊張したのかなと思ってました。
去年のダビデンコ、おととしのベルディヒでもこんなガッツポーズが見られました。
苦しいときに出ますね。
ライオン丸ですw
やはり、シモンとは相性がよくないのかなと思いました。
いろんな技術、策があるロジャーでもシモンの遅いショットから意表をつかれるDLの強打。
シモンがロジャーの球質、展開に慣れるとフットワークもよくなるのでやりづらくなります。
次に対戦するときまで策を練り直す必要がありそうです。
ロジャーは「また対戦したくない」なんて言ってますが。。。
シモンをたたえてかシモンが退場するのを待ってたロジャー。
良いシーンでした。
しかし、試合前後のインタビューを放送してほしいものだ。
そして解説柳氏の「私言いましたでしょ」という主役はあなたじゃないので試合中に思い返さす発言はやめていただきたかったりする。