■2008 AMS Pacific Life Open -Indian Wells-
4th Round
Roger Federer (1) def. Ivan Ljubicic (23), 6-3, 6-4
OOP(Order of Play)より最終ゲームとのことで、AMS(ATP Masters Series)TVを初購入(DayPass)して見ました。
昼から観戦して、ガスケ/ブレイク戦、ヒューイット/フィッシュ戦を見た後、ロジャーの開始時間まで、マレー/ハース戦のリプレイを見てました。
やっぱ3〜4ゲーム見続けると疲れますね。特にフルセットなんか見ちゃうと。AIGのときはそれに移動、サインゲット行動、撮影もプラスされるので尚疲れます。
さて、ロジャーの試合は、日本時間の12:30から始まると思いきや1時すぎからでした。
ルビチッチのようなビッグサーバー相手には、1ブレイクで十分セットがとれるかなと思ってみてました。
そんな風に思えたせいか、序盤からブレイクチャンスがあったら攻めてましたね。三年前に言われていたスロースターターのイメージはもう完全にありません。
第一セットはまだ起きてないルビチッチの隙を突くような感じで第一セット序盤にブレイク。あとはきっちりキープ。
この試合も全体を通してサービスが安定してました。ファーストをセンター、ワイドにちらして入れ、セカンドでも深く跳ねるボールを打ち込んでました。
0-30や、15-40などピンチのときには、集中力をあげ、センターに二発エースをとり、相手の流れになりそうなときパッとおいついてました。
逆に、リュビチッチの方は、ビッグサーブが武器なのにファーストがなかなか入らなかったり、エースが少なかったように見えました。
これは、ロジャーがエース級のサーブをきっちりブロックリターンしていた結果だったんだと思います。
第二セットでは一時3-0とダブルブレイクしてさっと終わってしまうような感じになりましたが、この試合初めてのブレイクポイントをにぎられ、結果ブレイクを許してしまいました。
でも、まだ1ブレイクしているので、気は楽だったと思います。
試合はそのままキープしたまま終了。
順調だと思います。「競る」シーンはなかったですね。ラリーでもどちらかが早い形で切り替えしていたので。
リュビチッチ得意のバックのダウンザラインでのエースは結局2本ほどに抑えられてました。
ぱっと切り返してもロジャーがぎりぎりで届くところをうまくスピンで返してました。
いつもエースになるようなボールがエースにならないとプレッシャーになりますよね。
精神的な面での勝利でした。
でも、あの踊るようなステップワークと相手を動けなくする矢のようなショットはまだ見られません。
ロジャーのディフェンス時の「読み」はあたっているけど、オフェンスに切り替えたときの読みはまだ完全ではないのかもしれません(相手によるでしょうけど)。
最後に、この日リュビチッチは誕生日だったようで、ケーキが用意されました。負けた後はさっと帰りたいでしょうに。。。
ロジャーもおめでとうと彼のベンチの方に言いに行ってました。リュビチッチとは私生活でも彼の奥さんとミルカ同伴でよくご飯を食べにいったりするほど仲が良いですからね。
29歳の誕生日。おめでとう。イヴァン