わいたろうの趣味を探す旅


還暦まで続くような趣味を探しています。
現在は、現役テニス界のLegendといわれているRoger Federerのツアー記録を主に記してます。
本ブログは情報提供するためのものではなく、あくまで趣味の備忘録として書き綴っているため、問い合わせ対応は基本的に行ってません。 *admin *RSS1.0 *Atom0.3

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09Madrid QF突破 GAORA進出♪
Masters 1000 Mutua Madrileña Madrid Open 2009
Madrid, Spain

Quarter final
[2] R.Federer d [6] A.Roddick 75 67(5) 61


以前から気になっていたスロート内側のシール。
テニススクールやテニスショップで貼ってもらったときは、「張替えた日、張替え期限、テンション、担当者」などが記載されてます。
プロの場合は大会が用意したストリンガーに日々張ってもらっているので、どんなことが書かれているのか気になりました。
上記画像で、ロジャーのスロートには「FRIDAY ***」と曜日と数字が入ってました。
この試合が金曜なので、試合前に張ったということですね。数字の意味が知りたいす。

1st set(75)
AR KB  K K K 
RF   BK K K KBK

出だしのサービスがよく無かったですね。ほわーんとした感じでミスしてポイントを取られてブレイクダウンしてしまいました。まぁ、ロディック相手だから後半巻き返せるチャンスが出てくるかもって感じで見てました。
すると3rdゲームで即ブレイク。最近みなかったバックのドロップショットが決まり、そこからBPを握りブレイクに成功しました。
しかし、5thゲーム途中のデータではUEが5:10とロディックの半分以上ミスしていました。そんな状態の中でサービスエース、バックのダウンザラインのエースを含みうまくキープしていきました。
対してロディックもコートの相性がいいのか相変わらずの弾丸サーブ。ラリーになってもロジャーに引けを取らない、否むしろロジャーより粘り強い。いつもならフォアの逆クロスを強引に打ち放つ姿があり、エラーが出てくるんですが、この日はどんな玉でもまず相手コート内に返す精神が見られました。それゆえ、今日の試合はタフになるだろうなと思ってみてました。

しかし、11thゲーム。ロディックが先に6ゲームを先取する場面で力みが出たのか、気負ってしまったのか0-40のBP。これを二回目でブレイク。
あとはロジャーが決めきって1セットアップ。
ふぅ。なんとかとれたって感じでした。

ロディックはドロップショットをするとタイミングがちょっとでも外されるととりにいきませんね。その辺がいさぎよい。
また、オーバールールやオンラインのボールがアウトと判定されても素直に認めます。クレームが多く、少し荒々しい感じに取られがちですが、よく見るととても紳士的な部分を見せてくれます。そのへんが見てて気持ち良い。



2nd set(67(5))
AR K K K K K K
RF  K K K K K K
Tiebreak
AR    KKBBK  BK
RF BKK     BK

このセットはロディック相手にサービスエースの数が7:7と互角。
9thゲームでデュース5回の長いゲームがありましたが、BP3つともとれずキープされてしまいました。しかし、次のサービスゲームは落ち着いてましたね。リターンゲームで取りきれなかったときは自分のサービスゲームで崩れることがありますが、30-15からワイドへエース×2で締めくくりました。
ロジャーはこのコートはボールがよく飛ぶといってるので、サービスもハード並に組み立てられるんじゃないでしょうか。
タイブレイクでは先にminiブレイクできたものの逆転され、そのまま押し切られる形になりました。
ロディックはセットが変わってもサービスが安定してますね。この点はロジャーに欲しいところです。
スタッツではどの項目も上回っているのにタイブレイクの1ポイントに泣きましたね。

しかし、ロディックはやられたらやりかえすって感じのプレイでしたね。
ネット際に落としたドロップボレーをロジャーがロディックの正面に処理したあと、ロジャー、にやっと笑ってましたね。うまく処理できたって感じで。
しかしロディックはそのお返しにボディにサーブを打ち込みました。
ロジャー「やりかえしたな」って感じでニヤニヤしてましたね。



3rd set(61)
AR    K
RF KBK KBK

このセットはロディックの踏ん張りが利かなかったというかセット序盤にロジャーがラッシュをかけたのが結果的に一方的な流れになりましたね。
2ndゲームでバックのダウンザラインで0-15、続いてフォアのダウンザラインで0-30、そこから0-40のBP×3.これをブレイクして流れが傾きましたね。
4thゲームでなんとか1ゲームキープしなければって感じでロディックが必死にキープし「Yeah!」と声を出すもそれ以降はロジャーが譲りませんでした。
今のロジャーだとどんな相手でもたとえ2ブレイクアップしても安心して見られません。
なので、このセットもラリーであまりロジャーに主導権があるようにも見られなかったので、スコアでは見られなかったところに不安をかかえてました。

ファイナルセットまでもつれたのもあり、ふぅ。なんとか勝ったという印象です。
GAORA進出おめでとう♪





プレスインタビューです。
http://www.tennistv.com/page/TennisTV/TournamentInterviews/MadridMen/0,,11444~1658983,00.html


このタオル、2ndセットから使い始めましたが、RFと赤い糸で刺繍されてると思います。
こんなのも出てきたんですねぇ。
ローマでは、グレーのNIKEタオルをナダルとともにSFから使い始めてましたが、ロジャーはRFタオルになったみたいです。
大会タオルを使わずに自分用のタオルまでNIKEは用意するようになったんですね。
| 23:31 | MS Miami 2009 | comments(3) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
09MIAMI SF二度と見たくない試合
Masters1000 Sony Ericsson Open 2009
miami, FL, USA

Semifinal
[3] N Djokovic (SRB) d [2] R Federer (SUI) 36 62 63

もやもや感が冷めて、ようやくこの日のできごとをアップする気になりました。
この日はGAORAのLIVE中継を深夜起きてみてました。
GAORAは二ヶ国語(日本語/英語)放送だったので、自分の思ったことをスコアメモに残しておこうと、英語を選択しました。
辻野さんの解説は好きです。
が、それが的確なため、「自分が考える作業」をなまけさせるというか、思ったことがぶれるという気がして、、、英語にしました。

ところが、まさかこんなロジャーの試合になるとは。
せっかく綺麗な画像で机でなく楽なベッドの上で見られる状況になったのにこの不甲斐ないプレイをされるとは。
なんたること!
熱狂的ファンでもこれはちょっとマイナス意見が出てしまう。ストレスになる。もやもやした気分になる。
冷静に考えると、こんな気持ちになるのは熱狂的ファンだから?・・・なのかもしれませんね。

とにかく、個人的に二度と見たくない試合の一つだなと思いました。。。
原因は、もはや今のロジャーでは実力差があまり無いと思えるジョコビッチがそんなに良い状態ではないにも関わらず、それ以上に悪い状態のロジャーであったからです。
相手に引きずられて終わってしまう。
今まではそんなプレイヤーではなかったはず、現に風が強いコンディションで相手が苦しんでいても、04USO・QFアガシ戦、07AO・QFロブレド戦、つい最近だって09MIAMI・3Rキーファ戦で風を見方にうまい戦術とマイペースぶりでゲームを支配していた。
にもかかわらず、今回はいつまでたっても修正できず、最後までフォアハンドをぱっかんぱっかん空に打ち上げてました。

フラストレーションは見てる側よりも本人にもっとかかっているでしょうね。
05MIAMI・Finalナダル戦でもラケットをたたきつけましたが、「叩き割る」まで行きませんでした。それ以前の過去を振り返っても、あれだけ壊したロジャーはいなかったと思います。激しくても01Basel・Finalヘンマン戦で思いっきりベンチに振り飛ばしたくらいです。

以下、スコア表およびコメントは試合中に思ったこと。

1st set
ND  K    BK
RF K KBKB  K

風があったので、3Rのようにこりゃまた風を利用してうまく展開・ジョコビッチを翻弄していけそうな気がするという気分でした。
風のせいもあってか、ロジャーのプレイは序盤S/V、A/Vとネットプレイが多かったです。
しかし、ブレイクした4thゲームはラリーに持ち込んだゲームでした。風がやんだのかなと思いましたが、以前コンディションは変わらず。とにかく1BPでとれてよかったと胸をなでおろしました。
次のゲームは若干粘られましたが、フォアの切れがよく、最後はワイドへのサービスエース。もう後はサービスゲームに集中すればいいだけだなと思いました。
ところが、ジョコビッチの調子が悪く、2ブレイクアップ。こりゃ思わぬおまけつきとほくそえんでました。
しかし、7thゲーム、DFで15-30としたあと、フォアのUEで15-40のBP。あれ?リズムが狂った?ここでピシャッとしめとかないと後に引きずらない?なんて思いました。するとブレイクダウン。
う〜ん。いやな感じ、でも次キープすればいいことだし。と思ってみてました。
9thゲーム、再びServing for the Set。
気持ちを切り替えていたためか1stサーブはきっちり入ってました。しかし、ジョコビッチのショットが良かったのか、フォアのミス、ボレーでもミス。体調的にも悪そうなジョコビッチの目に光がやどってきたように見えました。まずいまずい。こりゃまずいぞ。
と思っているとなんとかキープし、セットアップ。ふぅ。このフォアのミスを次のセットで修正しておくれ、それだけで今日は十分勝てる。DFは今のロジャーではつきものと祈ってました。
スタッツを見ると
ジョコビッチの1stサーブがこの強風でも80%。これはちょっと後々恐い。
対してロジャーは69%。これはいつもどおり、でも後半でたUE:10は修正しないとまずいぞと思いました。

2nd set
ND KBK  BKB
RF    KB

2ndゲーム、A/Vで1stポイントをとり、気持ち切り替えて臨んでいるなと思いました。
が、そこからがいけなかった、記憶に残らないくらいにポイントをさくさくとられ、1BPでブレイクダウン。ジョコビッチが1stセット終盤で息を吹き返し、その勢いのままブレイクした感じでした。
ロジャーはこんなときでも、2ndセットの最初のサービスゲームは苦しんでも押さえ込む力があったんですが、こんなにすんなりとられるとは思いませんでした。
表情にも落胆の色が見えましたね。もしかして、引きずってるのかなぁと思いました。
3rdゲーム、なんとかショットのフィーリングを修正しようと落ち着いてラリーするようになりました。同じコースに同じハードヒットで。しかも、ジョコビッチの1stサーブが入ってない。これはチャンスと思いましたが、メンタル面ではジョコビッチが上だったようで、BPをとられても粘ってキープされてしまいました。
4thゲーム、風のためか、ミスヒットが目立ちました。しかし、これを1stサーブでカバーし、みごとキープ。望みをつなぎました。
すると5thゲーム、失敗はしましたが、A/Vでプレッシャーを与え、2つのBPからみごとブレイク。
これで後は課題のフォアを修正すればよし。と思ってましたが、ジョコビッチ、第三の男、シブトイ。。。というかロジャー側に問題ありでしたね。ピリッとしなかった。
キープすればイーブンとなるところを0-40。淡白なミスで3つのBP。
ラリーでロングアウトし、主導権を握れず、さらに1stが入らず2ndをたたかれ、ふんばりきれず再びブレイクされてしまいました。
最後のブレイクゲームも淡白でしたね。DFあり、フォアハンドのミスも相変わらずあり、もうダメ!次のセットで切り替えて勝負しようと思ったんだと思います。
スタッツでは、1stサーブが54%。これを許したとしても、
1st serve won 53%( ̄0 ̄|||
2nd serve won 23%(@0@!
もうダメダメ。。。UE:17、これは悪いときのロジャーなのであまり驚きはしませんが、2ndサーブで23%しかポイントとれてないって、、、
ファイナル、サーブも考えないとだめじゃん。。。とか思いました。

3rd set
ND KBKB  K K
RF     BK K

ロジャーにフラストレーションがたまってるのは分かってました。
見てる側にもたまっているわけだし、本人はもっと。
2ndゲーム、0-15と大事なファーストポイントを落としてしまいました。
しかも、しかけたA/Vで。
そして短いチャンスボールを課題のフォアハンドでネットにかけてしまう。
一番イラッとくるミスですね。ネットにかけるミスってロングアウトよりフラストレーションかかります。
で、バキーンと。
あの叩きつけたシーンは、「憤怒」って感じでした。サフィンやロディックのような瞬間的に叩きつける感じではなく、ミスした後、抑えていたものが段々抑え切れなくなって段々増幅していったあとの噴火って感じでしたね。
すごく気持ちが分かります。
わい自身、中学のときの軟式テニスの部活で入れ替えトーナメント戦のときに、試合を終えた同級生が横で見てて、ふざけながら野次を飛ばしてたんですよね。
相手は一学年下の一番手ペア、当時わいは三番手ペア、まぁ実力、経験ともに格下だったんですが、フィーリングが悪く自滅気味。
そこへきて野次をとばされてたので、抑えていたんですが、、、終盤バキーンっと。
初めて感情をあらわにしました。
なんか、その感じとよく似てるなぁと思ってみてました。
その後はあらあらしいテニスになり敗北。

実体験をもとに見ていたので、ロジャーの復活は難しいだろうなと判断し、スコアをつけるのをやめてしまいました。
しかし、たたきつけたあとにブーイングがなかったのは驚きでしたね。逆にロジャーへの声援がすごかったこと。
そして、1ブレイク返して、一つキープ。このへんはさすがでした。
しかし時すでに遅し、ラケットチェンジし、いつもの冷静さを保とうとしてましたが、流れを帰ることは出来ませんでした。

試合後の解説で辻野さんの「まぁ、こんな日もあります。」
の一言に救われてます。

見たくないけど、ダイジェスト見つけてきました。
http://www.tennistv.com/page/sub/TennisTV/TournamentHighlights/Miami/0,,11444~1612149,00.html

ポストマッチインタビューです。






Q. It’s obviously very tough for you to come in so soon after a defeat like that. The emotions are obviously very strained. Is it getting tough to just appreciate the matches like this sort of drifting away? We watch them and we can’t believe sometimes. I suppose it’s even more difficult for you.

ROGER FEDERER: You kind of try hard and then it’s just not working. Today it is different just because there’s so much wind, as well. Once you start feeling bad, it’s kind of tough to regroup, you know. On top of that, it made it more difficult as well from the one end because you had the sun in your eyes. It was really tough on the ball toss, you know. Between 1:30 and 2:30 it’s really tough. But, I mean, it’s the same thing for both players. Once one guy gets the upper hand, the other guy is a bit uncertain. It’s tough, but he struggled bigtime in the first set. So, you know, I finished worse than him. He played so bad in the first set, I had a great effort by finishing even worse than him. It was good.

Q. How much pressure are you feeling out there?

ROGER FEDERER: Not a whole a lot. I haven’t been winning twenty tournaments in a row, so nobody expects me to win really. No, look, it’s been a tough last year or so, especially in the hardcourts. My game never really clicked, you know, except for the Open where I thought I played great. I think when I was finding my form again, you know, it hit me with the back problem. It was unfortunate, you know, but thank God the hardcourt season is over.

Q. How do you evaluate your play in the first part of the hardcourt season?

ROGER FEDERER: It’s the end. It’s the end of the hard court season. I don’t care anymore. I’m moving over to clay, a new chapter.

Q. Do you feel you can overcome the problems you have at the moment, or you feel that you may need some help from a coach or from somebody else?

ROGER FEDERER: I’ve had like five coaches in the last two years.

Q. Did you feel like the crowd got behind you after you smashed the racquet?

ROGER FEDERER: That was great. Great, they got behind me after smashing the racquet.

太陽の位置や風の影響はお互いに関わることだから優位性はないけど、
どうやら、第一セットのジョコビッチの調子の悪さがロジャーにも影響が出てきたみたいですね。
まぁ、ロジャーはそれでもセットがとれたから良いと言っているようですが。

プレッシャーに関しては、トーナメントの序盤戦では負けてないので、あまり感じてないようですね。
去年は病気の影響でハードコートシーズンが苦しかったけど、Wimbyではすばらしいプレイができたと自己評価してます。
背中(腰?)の怪我との付き合いもあるから様子を見ながらやってく必要があったけど、良いハードコートシーズンが送れたと言ってます。

ハードコートシーズンについてどうかと聞かれると。
気にせず、もう次のチャプター(クレーコートシーズン)に頭を切り替えてるようです。
このへんはさすが。

コーチとか何か他から助けが必要かと聞かれると。
ここ2年間で5人のコーチがいたと言ってます。
もう十分ということかもしれません。
個人的にはフルタイムコーチつけてほしい、精神安定剤が彼には必要とか思ってます。

ラケットを叩き割ったときに観客が応援してくれてとても嬉しかったようです。
しかし、びっくりしました。
叩き割ると普通はブーイングがくるのに、あのときは観客のほとんどがロジャーを奮い立たせようと応援してましたからね。
ショックの後、少し感動し、ロジャーの人間性、偉大さを実感しました。

このインタビューを読み終えたら、もやもやした気持ちがすっと消えました。
ロジャーがクレーコートシーズンに切り替えてるわけだし、ファンの私たちもそれを後押ししたいので、クレーコートシーズンで応援することだけを考えれば良いと思いました。

ロジャーの不甲斐ないプレイ振りに二度と見たくない試合だと思ったけど、ラケットを叩き割ったことについて声援がきたことをあらためて実感すると、これからも彼を応援していきたいと思いました。
テニスとしてはよくない行為だけど、彼がどれだけの人物かを知るにはとても「良い」光景だと思いました。
| 23:52 | MS Miami 2009 | comments(2) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
09MIAMI QF 去年の雪辱はらす
Masters 1000 Sony Ericsson Open 2009
Miami, FL, USA

Quarterfinal
[2] R Federer (SUI) d [5] A Roddick (USA) 63 46 64



去年は病気のこともあって、どの試合もなにか勝てる雰囲気を感じず、相性のいいロディックにも負けました。
しかし、今年は背中の違和感はあるものの準備万端。4Rまでいい感じで勝ち上がりました。
ロディックはAOでジョコビッチを破ったり、ナダルに善戦したりと少し風変わりしました。調子がいいように見えます。今回はそんなニューボールズ同士の対戦。

1st set(63)
AR K K   K
RF  K KBK KB

AOで勝ってるからうまくやってのけるだろうと思ってみてました。
序盤、ロジャーはサービス、フォアともにコントロールよく、いい展開、いい攻めができてました。
4thゲームから毎回DFを出すようになり、しかもそのほとんどが早いスピンサーブでのロングフォルト。これは40-15、30-15などポイントが先行している状態ででたもので、2ndでも攻めている証拠かなと思いました。
本人も全く気にしてなかったように見えました。
しかし、まさか、ダブルブレイクアップでとるとは。
ロディックのラリーに対し、ロジャーはフォアハンドの強打で主導権を握りましたね。
最後はロディックの集中力が切れたって感じのDFでした。
サーブには絶対の自信を持つロディック、9thゲーム、さすがに1ゲームに2度のDFはイラッときたんでしょう。ラケットを叩き割りそうになりました。
ロジャーのBP won 2/2、いい感じです。

2nd set(46)
AR  K K KBK K
RF K K K   K

このセットから競り出しましたね。4thゲームの0-40からブレイクできなかったのが後々響きました。
まず、次の5thゲームで、ボレーをミス、そして、フォアをミス、嫌な雰囲気が漂ってきましたが、ここを1stサーブでカバーし、なんとか流れをとめてキープ。
しかし、7thゲームはそうはいきませんでした。たんたんとポイントをとり、40-0までとったんですが、ここでロディックがラケットチェンジ。ちょっと変なタイミングで間をとられた感じを受けました。これが原因かどうかわかりませんが、リズムが狂いましたね。フォアハンドのUEが出始めあっという間にBPをにぎられ、最後はまさかのDFでブレイクダウン。
これを期にロディックは奮起し始め、ラリーからビッグショットが決まりだしました。エースにならなくとも、ロジャーを走らせ、ポイントにつなげました。
10thゲーム、ロジャーは40-AとBPを一つ握りましたが、そこから逃げられセットオール。
ロディックが乗ってきたように見え、ラリーでもうまく主導権を握れない状態で、サービスも1stが入らなくなり、見ているほうはドキドキしてきました。

3rd set(64)
AR  K K K K
RF K K K K KB

今までのロディックとは違うと感じたに違いありません。いつもならフォアで優位に攻め、ときおりネットにつめ相手の展開を揺さぶる作戦で成功していた。
しかし、今回の状況はまた違う展開を考えなければ勝てる見込みを見失いそうでした。
ロジャーは冷静に自分のサービスゲームに集中し、タイブレイク勝負を考えていたのかもしれません。今のロディックでは一つ落とせばブレイクバックは難しいと。
その意思が見られたのは、5thゲーム、0-15からポイント先行され始まったこのゲーム、15-15から深くリターンされたボールをバックハンドのダウンザラインへ切り替えてエース30-15で「C'mon!」。そして最後はワイドへサービスエースで「C'mon!」
ポイント先行されるとキープが苦しいように見えました。「C'mon!」は自分を奮い立たせるように発した言葉じゃないかなと。
2ndセットから狂い始めたフォア。次のサービスゲーム、7thゲームでもそれが目立ち、15-40のダブルBP。かなりひやひやしましたが、なんとかキープしてくれました。
ロディックはこれまでラブゲームでキープしてましたが、8thゲームでもつれました。
3つの40-40がありましたが、キープされてしまいました。
ロジャーはもつれたリターンゲームの後は落ち着いてましたね。ワイドのサービスエースを含む40-15からゲーム。
5-4、そして、タイブレイク突入かと思わせたそのゲーム。ロディックにDFがあり30-15.ロディック、硬くなってるのかも。チャンスかな?と思いました。
40-15、やっぱりタイブレイクと思いきやここからロジャーが盛り返す。
40-40、バックハンドパスがネットを大きくはじき、バックライン内側へ。このネットインが勝利を呼びました。
最後も果敢に出てくるロディックをネット際へ落とす鋭いクロスのバックハンドパスで決めました。
いやー。最後はほんとスリリングでした。劇的な幕切れ。
ロジャーの飛び上がりようはAOのベルディヒ戦、サフィン戦を思い出させます。
今年はこんな感じのエキサイトしたロジャーが多くみられそうです。

ロディック、ロジャーとラリーで互角に戦っているところを見るとやはり彼は変わったんでしょうね。
いや、でも、ほんと、勝って良かった。
これで去年の雪辱をはらせました♪


UE:40
BP:3/7。
フォアハンドのミスが目立ち、BPがあってもとりきれない。
ドキドキしたのはこれが原因だったんだと思います。
他は良い数字。

これで、去年よりポイント稼げましたね。
次はジョコビッチ。
ここで勝てればもう彼に対する不安はないです。

ダイジェストです。
http://www.tennistv.com/page/sub/TennisTV/TournamentHighlights/Miami/0,,11444~1609602,00.html?




この日は水色(white w/sterling blue)のシューズじゃなかったですね(white w/smoke/sterling blue)。4Rでこけて傷ついたからかな?

インタビューです。

http://www.tennistv.com/page/TennisTV/TournamentInterviews/Miami/0,,11444~1609603,00.html
| 16:37 | MS Miami 2009 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
09MIAMI 初対戦デントを4Rで撃破
Masters 1000 Sony Ericsson Open 2009
Miami, FL, USA

4th Round
[2] R Federer (SUI) d [Q] T Dent (USA) 63 62



1st set(63)
TD  K K   K
RF K K KBK K

デントのプレイは初めて見ました。サーブ&ボレーヤーで、サービスが強烈、かつてジャパンオープンを制したという情報だけでした。
1stサーブはほんと強烈ですね。143マイル(230km/h)出てました。
2ndサーブもフルスイングで打ってきますね。
ロジャーも1stを入れられるとブロックしてもなかなか返せてなかったです。
しかし、2ndからラリーになると一気に主導権を握ってましたね。
まぁ、これはデントがロジャーの特異な回転と球足の長いショットに不慣れなため逆を疲れるとバランスを崩していたせいだと思います。
デントが前に出てきても落ち着いてパスを抜いてました。
ただ、ロジャーの2ndサーブに対してC/Cを果敢にしかけるデントに対しては、なかなか攻め手に欠いてましたね。
前に出てこられたところをダウンザラインへのパスはデントのスライスになかなかタイミングがあわず通らなかったですね。
5thゲームはそのサービスゲームで苦しみ、8つのBPをとられながらようやくキープできました。
ピンチの後のチャンスあり、6thゲームでようやくデントのサービスゲームをブレイク。
長いラリーを制し、「Yeah!」と雄たけび。
このセットはこのブレイクだけで十分でした。

2nd set(62)
TD K   K
RF  KBK KBK

ロジャーは、2ndサーブになるとC/Cをしかけられ先攻されることがプレッシャーになったのか、1stが入らなくなりました。
そこでとったのが、2ndサーブでネットにつめる作戦。ネット対ネットで勝負。
これはほとんどロジャーが制してましたね。さすがでした。

4thゲーム、ロジャーがネットにつめたとき、足を取られすべりました。
07マドリッドのゴンちゃん戦を思い出しましたが、ロジャーのこけ方ってつんのめるというか、足の甲で滑る感じですね。
地面へのダメージを最小限に抑えるこけ方に見えます。
スローで見た限り問題なさそうだと思いました。

2ndセットともなるとデントのサービスに慣れたのか、ブロックリターンも入るようになりましたね。
それとデントのサービスの威力も落ちてきました。
それが重なり、3rdゲームでブレイク。
7thゲームは予選上がりのデントの疲れが出たのか、1stサーブがガクンと入らなくなりましたね。
それまでサーブの波がありましたが、このゲームは明らかにおかしかったです。
ロジャーもペースが落ちたのにつられたのかリズムが狂ったようで、3つもBPをとりながらもとりきれませんでした。最後はようやくとれたといった感じでしたね。
とにかくこの日のゲームはデントのネットプレーがかなりアグレッシブでスコアでは見えないタフさがありました。

ダイジェストです。
http://www.tennistv.com/page/sub/TennisTV/TournamentHighlights/Miami/0,,11444~1608634,00.html

ポストマッチインタビューです。
| 12:57 | MS Miami 2009 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
09MIAMI 悪条件の中3R突破
Masters 1000 Sony Ericsson Open 2009
Miami, FL, USA

3rd Round
[2] R Federer (SUI) d [28] N Kiefer (GER) 64 61



1st set(64)
NK K   K K K
RF  KBK K K K

2nd set(61)
NK K
RF  KBKBKB

前のロディック戦から湿気でラインが滑るとかどうとかで試合が休止、再入場の繰り返し、トーナメントディレクターと主審が話し合うこと場面がよくみられました。トーナメントディレクターは数年前までWimbyのそれをつとめていたアラン・ミルズさん。いつもにこやかで良いですね。こんな不安定な天気はWimbyでもう慣れっこ。主審や選手へのコミュニケーションもばっちりです。
ロジャー戦でも1stセット、3rdゲーム・キーファのサービス15-30でいったん退場するところがありました。
ロジャーにとってこれが良いタイミングでありましたね。
ロジャーもWimbyで慣れっこだからきっと集中力を保ったままこのリードをBPに結び付けてくれると思ってました。
再入場後、15-40と2つのBPをとる。一度はアドバンテージまでとられましたが、次のBPでブレイクアップ。
再入場後のコートは風が強かったですね。トスの高いキーファは苦労したんじゃないでしょうか。
そして空一面曇り。真っ白なので太陽があるよりもむしろまぶしそうでした。お互い眉間にしわを寄せながらプレイしてましたね。
そんな悪条件の中、ロジャーは風を利用し、低い弾道の強打、高い弾道の中ロブ、そして最近はもうさまになってきたフォアのドロップショットとキーファを翻弄していました。
それがボディブローのように効いてきたのか、2ndセットはブレッドスティック。
完全に試合を支配してました。
朝方だったのでぼーっと見ながら気づいたら終わってたって感じでしたが、こんなロジャー、ほんと久しぶりでした。


おわっ(@0@!
1stサーブ、80%ですか。。。そりゃ優勢ですわな。

ダイジェストです。
http://www.tennistv.com/page/sub/TennisTV/TournamentHighlights/Miami/0,,11444~1606342,00.html


HEIDIさん(MIXIのマイミクさん)に訳していただきました。
interviewer:おめでとう、Roger。楽勝だったのでは?

Roger Federer(RF):僕にとっていい試合だったよ。ただ風は強いし湿度は高いし、タフなコンディションだったけどね。ファーストサーブも良かったし、ミスも少なかったし、とてもいいプレーができたと思うよ。
相手が走り回ってミスするように仕向けることもできたしね。
とにかく思い通りにいったかた良かった。

interviewer:こんなコンディションでプレーするのは難しいのでは?

RF:んー、僕は好きだよ。ボールを打つだけじゃなく、風を利用してどこに打ち入れるとか、もっと頭を使ってプレーしなきゃいけないことがおもしろいからね。
勝つためにそういうことを考えるのが好きなんだ。

interviewer:今週はずいぶん調子がいいのでは?

RF:いい方向にいっていると思うよ。自分はブレイクできたけど、まだブレイクされてないと思うし。Dentとの次の試合が楽しみだよ。彼は腰(背中)の手術後のカムバックだからね。またいいプレーをしたいな。
実際のところ、10年くらいツアーで彼と試合したことがないんだ。
いい試合になると思うよ。

interviewer:4ラウンド目に彼がいるのは驚いた?

RF:いや、それだけ素晴らしいプレーヤーだからね。楽しみだよ。

ポストマッチインタビュー
Q. Playing Taylor Dent. Are you surprised that he's back and everything that he's been through? He said that he remembers beating you in the juniors.
ROGER FEDERER: Yeah, I remember that, too.

Q. You owe him now, right?
ROGER FEDERER: Um, look, I mean, I know -- I don't know if I should be surprised if he's back or not. Did he ever announce retirement?

Q. No, he was out. He was in a body cast and all that.
ROGER FEDERER: I don't know how bad it really was, but I assume it was pretty bad being out for that long. I mean, we know each other since a long time, but we never really hung out too much.
We were friendly, but we never played each other on tour, so we never really had that whole thing going.
So it's great to see him back, you know, playing. He was always a dangerous player, you know, on tour, because he was a aggressive, offensive and, you know, making you -- kind of make the match decide on a couple of passing shots here and there, you know.
It's going to be interesting for me to see how he plays. I actually never played him, so I can't compare before and after injury. I'm looking forward to a good match.

Q. What were the circumstances of your matchup? What do you remember about when you played him in the juniors?
ROGER FEDERER: Well, it was a leadup tournament to Wimbledon, a semifinals, agents all over the fence. And just excited to see both of us play.
I mean, he had the famous father, you know, so he came from tennis, a tennis background.
I think he already maybe was signed with IMG. I'm not sure. It was just a match that agents and people kind of wanted to see. I lost in three sets. It was a decent match. I think he was serve and volleying quite a bit. I remember a funny story. Actually, he had to play the Wimbledon first round I think the same time a his father played the seniors, you know.
Everybody was expecting he couldn't play because of that, because he was -- the father was a coach maybe at the time. I'm not sure, you know. So it was kind of a bit strange scheduling for him.
Anyway, I went on to win, but it was -- yeah, I'm not sure if he actually won Roehamton. Did he win it? I think he lost in the finals maybe. I'm not sure.

Q. At that time you were known for your temper. Did you have any kind of meltdown or anything in that match?
ROGER FEDERER: I don't remember, actually.

Q. He said he had a meltdown in that match.
ROGER FEDERER: Did he? He lost his cool? Good. (laughter.) I hope he does the same again.
No, no. I mean, I just remember it wasn't one of my greatest matches, but that isn't what I expected against him. The points were kept so short, anyway. We both had probably like five matches of grass court experience, you know. That's what we had in our body.

Q. Can you ever allow yourself a little bit of empathy when you play someone like that when they've come back from being off, they were in a body cast, or is that not even in your head?
ROGER FEDERER: It will come in -- I'm happy that the guy is back, and I'm happy he's playing well.
But I was more like that when I was coming up actually, thinking, you know, I've -- I don't know. I'm from Switzerland. I have a great life. Tennis is fun, but it's not everything. So if the guy is better, he deserves to win, you know. I had more of that mindset when I was coming up and about.
Today it's different. I just try to play well and hope that I win, you know. I don't think you carry that off into the locker room or any elsewhere. But of course I'm happy if he plays well and gets back into the top 50, but he doesn't necessarily need to beat me in the next match to do so. He has many other tournaments.
That's the way I see it. In tennis you get many opportunities. It's a big one for him, you know, when we play.

Q. You talked a little bit at Indian Wells about fatherhood, and a handful of men have won majors being a father, but not too many at the U.S. Open and Wimbledon where you've had the most success. Have your thoughts evolved on that at all since then? Mirka is such a big part of your team. She's going to be preoccupied. How do you think that might play out?
ROGER FEDERER: Um, well, I just think she'll drop all the stuff she's been doing so far and just become a mother, what she's always wanted to be. I don't think it's going to change a lot for what she has to do. She's been busy anyway before, so now she's busy in a different way.
She told me she still wants to travel as much as possible. We'll see how that turns out to be. We don't know yet. I'm sure we'll find good solutions. You know, we have, I mean, the financial background. You know, traveling, we can make it easy. Hotels, we can make it easy.
So that's great, you know. But at the same time, I think it's the mindset that's most important. I think we both are relaxed, we're both happy and excited, and I think that's why it's going to work out. I haven't actually had fears that I was not going to be able to play tennis after having a child, you know. That's never crossed my mind, to be honest.

Q. But tennis is a selfish endeavor. You have to focus on yourself. With a kid...
ROGER FEDERER: Well, on tennis, not on my -- I'll still take decisions that are best for my game, you know. I have had a team in the past, you know. There's just an added a member to the team. It's going to be all right.

Q. After this Miami tournament, you will be reaching the clay season. Will you be preparing a different way to perhaps have your first French Open?
ROGER FEDERER: This year? I don't know if I'm preparing any different. It's always pretty much the same schedule. I guess a different preparation were to be, you know, for instance, not to play Miami. You know, take more time off to get ready for the clay court season.
I was considering that this year. But then at the same time, I like this tournament. I've played well here in the past. I think, you know, by winning matches it's always most important. You know, confidence is a.
Big thing in our game. This year I'm planning to play, what is it, Madrid and Rome. I'll just practice, you know, a ton, because we haven't played on clay for, what is it, eight months maybe, nine months? So it's pretty tricky for everybody always.

Q. Jo-Wilfried Tsonga. I have a question how a player goes from being dangerous in the draw to breaking through to the next level.
ROGER FEDERER: Consistency I think is most important. I think everybody who's young and up and coming is dangerous for the top players just because they're fearless, you know. That makes them really dangerous. Especially they usually like the big matches, you know, center court, you name it, you know. Night session against the top guys.
This is where it's most dangerous for us. That's why it's not always an advantage to be the top guy, you know, like I've been for so many years.
But he's, I think, a particularly good player when it matters most. I think with age you start to be able to motivate and to stay calm over a longer period of time, you know.
I remember when I was coming up I had great wins, you know. But reaching quarterfinals and semifinals stage I was already so exhausted from the pressure and from just being around pros and playing them. With the emotions running through me, you know, I was done by the quarters or semifinals.
You learn how to, you know, save your energy and when to go crazy. You don't have to go crazy after every point. That's what I used to do. I either commentated every shot or I got happy after every shot. I lost a lot of energy like this when I was younger.

Q. When you go out to meet an opponent now, or prepare for one, you've won so much, for you, are you thinking, I really want to beat this guy. Is it the competition, or is it for you now about execution? I would like to do this with my game. Do you still feel that sort of hunger? I just want to beat this guy? Do you understand what I mean?
ROGER FEDERER: Um, I don't know. I mean, I just like to win, you know, so it doesn't matter who's in front of me. I just like the thrill of winning and playing good tennis.
I like to play great and win, no doubt. Like today, if, you know, I hit good shots and I end up winning the match, it's a great feeling. It's a better feeling than, you know, like pushing the ball into the court and hoping for the other guy to miss.
It's never really been my game, so I didn't have this problem. I like to go chase victory. You know, then if you win, you're happy; if you lose, it's something very normal in tennis. You know, you can't have them all. But you've got to give it your best shot, and that's what I try to do by preparing in the best possible way.
And, you know, playing in front of the fans, I think that's exhilarating, for me anyway, especially now that I have so many great fans around the world.

Q. You talked about your preparations for Paris. When you've won Australia, it seems like there has been a lot more conversation about that because of the Grand Slam and, you know, you've been so close the last few years. Is it fair to say that you've sort of compartmentalized Paris a little bit more this year? You've put it away more in the background than you have maybe in the last few years?
ROGER FEDERER: Um, you mean...

Q. Just in terms of not thinking about it before? You really need to think about it?
ROGER FEDERER: No, I've pushed it for after Miami, you know. I've always prepared since December, and February usually I always start preparing already for the big occasions, and that includes Paris, of course, as well.
So it's in the back of my mind, you know, but it's never there, really, like, I'm -- as long as I'm on a different surface, there's not much thought to it, you know.
This year was just easy because I haven't played from Australia until Indian Wells, and that was six weeks of not having to do press, not having to answer any questions about Paris.
Then when I got to Indian Wells and Miami, there was talk about the baby, talk about Darren Cahill, talk about me being back, and not talk about Paris. Maybe that's why you think, you know, I haven't been thinking about it.
But I always have the same mindset, you know, regardless of where I am in the season. The moment I hit clay, that is a different story.
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| 23:49 | MS Miami 2009 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
09MIAMI 初戦前の会見
26日、練習後にプレスインタビューがありました。
http://www.gototennisblog.com/2009/03/26/roger-federer-answers-man-woman/




Q. The last few sets you lost to Nadal and Andy Murray, is it something you want to think about a lot or you want to forget about?

ROGER FEDERER: Well, I mean, I guess you could analyze it but in a big way. But at the same time, it just happens sometimes. Of course I was disappointed the way the match ended in Australia, also how it ended at Indian Wells. But at the same time it’s not the end of the world. You move on from there, and you try to not make it happen. But honestly, it doesn’t really play on my mind a whole lot, you know, because I go out there and try to play every point as tough as I can. When errors happen, it’s disappointing; and when they don’t happen, it’s what you expect, kind of. It was a bit unexpected, but I just have to make sure I play well and have the right attitude. I was excited. I was playing okay midway through the second set, so it was surprising to play so bad towards the end.

Q. Down the line in this tournament, if you end up having to play Rafa again, do you play him differently, or do you still go out and play your regular game? Do you feel at some point you need to change the way you play against him?

ROGER FEDERER: No, I play as well as I can against him. I’ve tried many different things against Rafa. It depends a lot also on the conditions, you know. You look at the finals last week. Both (Murray and Nadal) couldn’t play the way they usually play because the wind was howling, you know. You have to adapt to the conditions. Is it really hot? Is it windy? Is it cool? Is it day? Is it night? All those kinds of things matter in tennis. Usually, it’s the aggressive playing style that makes me beat Rafa. And especially on the hardcourts, you know, I didn’t get that many chances if I look back. I’ve had so many more times on clay. You know, on a hardcourt I have to play aggressive against him. There’s no way around that. I know how I have to play him. I’ve beat him enough to know.

Q. I just want to ask you about becoming a father this summer. Are you already, like, reading books about babies and things like that? Do you know anything about babies? Have you ever changed a diaper?


ROGER FEDERER: Well, I’m very excited, so is Mirka. We’re looking forward to see how it’s going to impact our lives. I hung around quite a few kids last few years, so it’s been fun seeing how it all works. You know, before that, I was young myself. So I think it’s sort of the right time now for us to do this move, and, yeah, we’ll see how it goes.

Q. You’re friends with a couple of former players, like Pete Sampras and Tim Henman, both of whom are fathers and both of whom had to balance the challenge of playing with being a father. Have you spoken to them, or would you like to speak to them to find out how it was for them?

ROGER FEDERER: I haven’t actually spoken to them, but they both congratulated me. That’s nice. I think it’s up to me to make the right decisions. I’m sure I’m still going to be very, very focused in the game of tennis.  That’s what Mirka wants, anyway, as well.  That’s a good thing. I think it’s just going to be more fun, even.  I think it’s going to motivate me and inspire me seeing how the child grows and so forth.  And Mirka’s dream, especially mine too in a way, was always to maybe one day have maybe, you know, a kid on the sideline seeing me play while I’m still active.  I think there’s a great possibility now, and so I’m excited about that.

| 11:44 | MS Miami 2009 | comments(0) | trackbacks(0) | posted by わいたろう |
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