Masters 1000 Rogers Cup 2010
ATP WORLD TOUR MASTERS 1000
Toronto, Canada
9 - 15 August, 2010
Surface: Hard[o]
Semifinal
[3] R Federer (SUI) d [2] N Djokovic (SRB) 61 36 75今日もロジャーの勝利で充実した休日が送れました。
ありがとうロジャー。もうロジャーの次第でモチベーションが変わってしまう生活になってかれこれ数年。
ロジャーが引退したら一体わいはどうなるんだろう。
考えたくもないす( ̄□ ̄|||
ま、悔いがのこらないよう今年は強行で中学から夢だったUSOに行ってロジャーを応援することにしたわけだし。
今日もRFジャケットを着て登場。
やっぱりいいわ。このコーディネート。
ピンクのポロにカーキのパンツ、上から白ジャケと絶妙な色使い。最高です。
ジョコビッチがネットにかけ勝利が決まった瞬間、高々と右拳を突き上げたロジャー。
昨日同様うっぷんを吐き出すかのように突き上げた右腕を下へ振り下ろして雄たけび。
こうやって競った試合を勝ちきることで再び絶対的な自信が戻ってくると思う。
年齢からして自分より年下の選手に圧倒的な差をつけて勝利するのは難しくなってきたけど、まだいけることを証明できてると思う。
ポール・アナコーンさんをコーチにつけ、まだ高みを目指すその姿勢は尊敬以上の想いがあります。
今回勝った事で、僅差だったジョコビッチとのポイントを逆転し、No.2へ。
しかし、次のシンシィでは1000Ptをディフェンドしなくてはならないので、キープするのはしんどいですね。
でも、No.3となったジョコビッチもRUだったので、ほんとに結果次第。
USOのシードはいつ決まるんでしょうか。シードによってアーサーアッシュから外れると他のチケット取らないといけないのかとか色々調べないといけませぬ。。。
1st set(61)
RF KBK KBK
ND K
2nd set(36)
RF BK K
ND KBK KBK
3rd set(75)
RF K KBK K KB
ND K KBK K
1stセットはなんでかわからないけど、ジョコビッチが絶不調。
いつものドカンと打ち放つショットがふかしまくり。
一方ロジャーは動きが軽く、バックもフォアもきっちり相手コートに早いペースで入れてきて良いテンポでさくさくゲームを進めてました。
こんな楽な展開久しく見てなかったので嬉しかったです。
でも、対ジョコビッチのときってジョコビッチの調子が悪いときにセットをとっても2ndセット以降でロジャーにミスが出るようになって逆転負けすることがちらほらあるので、それがいつになるか注目してました。
上記展開で記憶に残ってるのが、08ローマSF、09マイアミSF。
後者はラケットを叩き割ったシーンがあるので覚えてる方は多いかと。
2ndセット、いきなりロジャーのブレイクでこのセットもいけそうな感じでしたが、3rdゲームにジョコビッチがキープすると、迷いからふっきれたのかいつものようなダウンザライン、切り返しのクロス、攻めの逆クロスがロジャーサイドに突き刺さるようになりました。
ロジャーが防戦一方になると15-40からさくっとブレイクバックされました。
ここから全く違う試合になりましたね。
ロジャーはサービスゲームで毎回苦労してました。
6thゲームは30-40から辛くもキープするも8thゲームでは15-40から踏ん張りきれずブレイクダウン。
これはその前の7thゲームで14分41秒もの長いゲーム、二度のBPを取りきれなかったのが尾を引いたと思われます。
ジョコビッチのSFSでは30-40と追いつくチャンスがありましたがとりきれませんでした。
3rdセット、4thゲーム。あら?と思うくらいにジョコビッチがトーンダウンして0-40からブレイクアップに成功。
このセットからよく見られるようになった下がってからスピンを思いっきりかけたリターンが活きました。
QFからロジャーの動きだけにフォーカスして見るようになって、意外と知らないところでモーション入れてることがわかりました。
顕著に現れてるのがリターン。今までリターンポジションでスプリットステップしていると思ってましたが、ポイントによってセンターへ寄ったり、後ろに下がったり、半歩前に行ったりバリエーション豊か。
これは結構参考になりました。
サービスもトスからヒッティングするまでのテンポが違いました。
若干クイック気味にセンターへあまり早くないスライスサーブでエースを取ったり、トスを長くしてアドコートから相手のバック側へ思いっきり逃げるスピンを打ったり。
サービスでテンポを変えて打つのは自分のリズムを変えることになるので、今のわいにはかなり高い技術。
真似するにはサービスをもっと安定させてからじゃないと無理そうです。
8thゲーム、1stサービスが入っているのに30-40、40-Aとピンチが来るゲームになりました。
それだけジョコビッチのリターンが良かったと思いました。
ここからサービスポイントで抑えられそうだったんですが、DFが出てしまい、これが響き、三度目のBPでブレイクダウン。
このあとの展開はジョコビッチがデュースまで持ち込まない比較的楽なキープに対し、ロジャーは毎回先攻されてました。
5-5で迎えた11thゲーム。15-40と大ピンチ。ほぼマッチポイントに等しいBPを逆転でキープできたのが次のジョコビッチのサーブにプレッシャーを与えました。
これまで抑えていたショットのミスがここへきて連続でふかしてしまい、0-30.
1stサービスも入らなくなり、少しナーバスになっているように見えました。
一方ロジャーはきちんとリターンを返し、ラリーでも確実に相手コートに入れる姿勢でプレイしてました。
二度のGPからようやくつかんだ40-AのMP。これを取りきりゲームセット。
試合後、握手するときのロジャーは「疲れた」と言わんばかりの表情。
一方ジョコビッチは最高の笑顔でした。
これだけ見ると勝者が逆に見えます。
それと、ジョコビッチの振動止めがいつのまにかにこちゃんマークから鳥のマークに変わってました。
これはアディダスウェアのときについた鷹のシグネチャからついたのかな?
スタッツを見るとどっちが勝ってもおかしくない互角な数字。
よく勝ちました。
決勝のマレーは、ナダル戦を見る限りかなりうまくプレーしていました。ショットが深く強かったです。
プレスインタビューのロジャー。
このRFキャップは何色?
08IWモデル(Blue w/White)でも今年のFOモデル(BlueGrass w/White)でもなさそう。
あざやかなこれは市販されるのだろうか。。。
それとこのポロ。どっかで見たことあるんだよなぁ。日本で展開されてたっけか?
シューズはコンフォートぽいですね。このスウォッシュが紫のやつも見たことないなぁ。。。
あ、そうそう。
ここ数日パワーバランスをつけてる人に注目してます。テニス関係者も多く、最初に確認できたのがフィッシュでした。
たしか青を右手につけてたはず。
R3であたったロドラも黒を右手につけてました。
今回のジョコビッチも右手に白くあったのでテーピングかと思ってたんですが、白のパワーバランスでした。
コーチのバジャさんも右手に黒をつけてました。
主審のベルナルデスさんも右手に白(クリアー?)をつけてました。
極めつけはGAORAの実況:土屋アナw 右手に黒をつけてました。
ロドラを覗くと利き腕につけてますね。そういうものなんでしょうか?