2ndセット、
1thゲーム、マレーのサービスゲームは、1stセットから低い確率でも入るとほぼエースが決まりだしてきました。
2ndゲーム、ロジャーも出だしからリラックスをしているようで、40-0から短いボールを強打と見せかけたフォアハンドのドロップショットでラブゲームキープ。
滅多に見せないフォアのドロップショット。余裕あるなと感じました。
しかし、このころからマレーのリターンが毎回深く、ロジャーの足元へ返球することが多くなってきました。
やむなくバックハンドのショートバウンドでなるべく深く返すロジャーをよく目にすることになります。
それがつながったのか、4thゲーム、ロジャーのサービスでプレッシャーになったのか、40-AとBPをとられボレーをネットし、ブレイクダウン。1-3
実際、1stセットの1stサービスが79%に対し、このゲームまでで69%に落ちてました。
マレーの今の1stサービスの調子からするとこりゃいたいブレイクかもと思いました。
一番引きずらない次の5thリターンゲームでのブレイクチャンスはありませんでした。
ダブルフォルトがありつつもこの日絶好調のセンターへのエース(エース級)を含み、キープされてしまいました。1-4
7thゲーム、マレーのサービス、
このゲームもマレーのサービス力が勝り、センターへのエース級、やっと返したボールも短く二の矢で決められたりして相変わらずの安定感。BPのチャンスもなく終盤へ。2-5
9thゲーム、マレーのServing for the Set。
このころからロジャーのフォアのリターンがうまく返せてないのが目に付きました。
ラブゲームでキープされ。3-6マレー。
マレーのスタッツ
1st servece 58%
1st service won 100%
2nd service won 45%
やはり1stサービスの好調さが数字にも表れていますね。逆にセカンドになると数字がガクンと落ちるので、ロジャーは2ndでプレッシャーを与えたいところですが、いかんせん今日のロジャーは2ndサービスをフォアで返してロングorサイドアウトにすることが多く、返せても深くボールが行かず、二の矢にさされてしまい、マレーにプレッシャーを与えることができてません。
このへんをファイナルセットで修正してほしいと思いました。
AIGでもその戦いぶりを見ているだけにロジャーが次、彼をどう料理するか楽しみです。
First Meetingでラリーをガンガン打たれるってのがちょっと気になるところですかね。
ところで、今回はビッグシードの早期敗退が目立ちます。
2nd Round(R32)敗退(シード選手初戦)
[5] N Davidenko
vs R Ginepri (USA) 46 64 64
[6] D Ferrer
vs F Lopez (ESP) 64 76(4)
3rd Round(R16)敗退
[3] N Djokovic
vs [14]I Karlovic (CRO) 76(4) 76(5)
[7] D Nalbandian
vs [9] J Del Potro (ARG) 64 62
[8] A Roddick
vs G Monfils (FRA) 64 36 63
[10] S Wawrinka
vs F Lopez (ESP) 64 64
なにげに危なっかしい試合しつつも勝っているマレーw
チリッチに1stセット押され気味だったので、こりゃとられたなと思ったら、あれよあれよと逆転。
結局ストレートで勝ってしまいました。
[4] A Murray (GBR) d M Cilic (CRO) 75 76(2)
こちらも若さ故の勢いというものでしょうか。チリッチはもっと若いけど。。。
ナダルは放っておいても勝ち進んで来てますね。
[1] R Nadal (ESP) d [15] R Gasquet (FRA) 64 62
ガスケ、1セットは取ってほしかったなぁ。
彼の展開力、バックハンドは去年からAIGで見てかなり好きになりました。