わいたろうの趣味を探す旅


還暦まで続くような趣味を探しています。
現在は、現役テニス界のLegendといわれているRoger Federerのツアー記録を主に記してます。
本ブログは情報提供するためのものではなく、あくまで趣味の備忘録として書き綴っているため、問い合わせ対応は基本的に行ってません。 *admin *RSS1.0 *Atom0.3

Weekly Waitaro
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FO 2010 R4 鬼門の2週目初戦突破
Roland Garros 2010
The French Open Tennis Championships 2010

http://www.rolandgarros.com/en_FR/index.html

Category: Grand Slam
Place: Paris, France
Date: 23.05.2010-06.06.2010
Draw Size: S-128 D-64
Surface: Clay
Prize Money: € TBD
Total Financial Commitment: € 7,580,800

4th round
[1] R Federer (SUI) d [20] S Wawrinka (SUI) 63 76(5) 62

鬼門のR4は同郷スタンと。
直前のマドリッドでは一方的な展開で勝てましたが、去年のモンテカルロでは準備不足とは言え負けてるので、強打で押されたらやばいかなと少々不安でした。

1st set(63)
RF  KBK K KB
SW K   K K

1stセットは3rdゲームでスタンのDFで30-40のBPからブレイクに成功。
4thゲーム、いきなりブレイクできて気が抜けたのかUEが重なり15-40とピンチになりましたが、今大会からサービスが良いロジャー。ワイドのサービスエースを含め逆転キープ。
6thゲームではGPでドロップショットに見せかけた長いスライスショットがエースに。スタンが足を滑らせるくらいの意表をついたショットでした。
圭君がデルレイビーチ決勝で見せたショットが衝撃的でしたが、果たしてロジャーはそれを見てやるようにしたんでしょうかね。
ローランギャロ(「ス」は発音する?)で二回も圭君と練習してますし、ロジャーから見て圭君は一目おく選手なんでしょうね。
これまでの3試合でロジャーはサービスゲームが良いけど確率が悪かったですが、このセットも58%。2ndサーブでの配球、展開が良いということなんでしょう。
逆にスタンは48%。ロジャーのリターンにプレッシャーを感じていたんでしょうか。


2nd set(76(5))
RF   K K KBK K
SW BK K K   K K

Tiebreak
RF   B KB KK BK
SW BK B  K  K

結果を見ると、このセットを取りきったのが大きかったですね。
スタンが吹っ切れたのか、このままじゃまずいと気合を入れなおしたのか、1stゲームで15-40からいきなりブレイク。
ロジャーのフォアハンドミスでのブレイクでした。
このセットに入って風が強くなってフィーリングが狂ったのが原因かと思いました。
リターンゲームではチャンスらしいチャンスがこないまま8thゲームへ。
深いフォアハンドで押し切り40-Aとブレイクバックのチャンスがくるとそのままブレイク成功。
スタンも序盤の良い流れをそのまま、強烈なショットでロジャーを押してました。
そんな中ロジャーも自分のサービスをキープすることに集中し、タイブレイクへ。
タイブレイク直前で強かった風が止みました。
miniブレイクされたらそれを返し、という流れの中、4-4からサーブ&ボレーをしかけ、絶えず相手にプレッシャーを与えるロジャー。
5-5、スタンのサービスで強烈なショットからアプローチ&ボレーに出たスタンに強固なディフェンスからスライスでネットに出たスタンの足元に落とし、ボレーミスを誘ってminiブレイク。
ロジャーが1stサービスをきっちり入れてこのセットもとりました。
ロジャーのプレイがダウンし、スタンのショットが効果的で手ごたえを感じていたせいか、スタンは何度もラケットを叩き割ってました。
昨年の楽天 vs モンフィス戦で自分のミスでセットを落としたシーンを思い出しました。
スタンは1stサーブを60%まであげましたが、ロジャーは73%と上をいきました。


3rd set(62)
RF  KBKBK K
SW K     K

3rdゲーム。アプローチ&ボレーでブレイクに成功。
やっぱりロジャーのプレイはネットプレイでポイントをとる方がアグレッシブで良いですね。
ショートポイントこそロジャーの省エネプレイが引き立ちます。
4thゲーム、アプローチ&ボレーで40-15。サービスエースでキープすると一気に流れはロジャーへ。
フットワークが俄然軽くなり、ショットにリズムが出てきました。
3-1、0-40とBPを握ると30-40からブレイクに成功。
続くサービスゲームではロジャーの代名詞であるバックのストップドロップショットが決まり、キープ。
スタンも7thゲーム、維持のLoveゲームキープするも、ロジャーの意識はSFMのゲームを考えてたんだと思いました。
そしてそのゲームをきっちり決め、ゲームセット。

2ndセットの展開を見ていて、やっぱりR4は鬼門となるのか。。。と思いましたが、そこをしっかりとりきり、その後のゲームを楽に運ぶことができましたね。


WOWOWではなぜか22:30で192chが終了。24:00から191chで放送とこれまで通りならロジャーの試合を最初から最後まで見られたはずなのに、前日から1.5h切れて放送されるので、2ndセットからの放送になってまいました。。。
Live放送にこだわるのは良いんですが、それなら隙間空けずに放送してほしかった。
ネット上のロジャーファンはどこもかしこも大激怒でしたね。。。

まぁ、唯一許されたのは解説・実況がゴールデンコンビ(鍋島さん、坂本正秀さん)だったこと。
鍋島さんがその情報収集力から選手のバックグラウンド、コメント内容を紹介してくれ、現場に近い視点を持つ坂本正秀さんの冷静な実況はテニスファンにとって贅沢な時間でした。
坂本さんはTwitterで裏情報をつぶやいてくれるので、ロジャー以外の選手の素顔、行動が知れてかなりありがたいです。選手との会話で「日本に来てね」と言ってくれることも大変嬉しいです。


ハイライト




試合終了後のオンコートインタビューです。

| 17:17 | GS FO 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
FO 2010 R3 700勝達成!
Roland Garros 2010
The French Open Tennis Championships 2010

http://www.rolandgarros.com/en_FR/index.html

Category: Grand Slam
Place: Paris, France
Date: 23.05.2010-06.06.2010
Draw Size: S-128 D-64
Surface: Clay
Prize Money: € TBD
Total Financial Commitment: € 7,580,800

3rd round
[1] R Federer (SUI) d J Reister (GER) 64 60 64

この試合に勝ったことでATP700勝を達成しました。
Congrats! Roger!
しかし、700ってすごい数字ですね。


この日はR2と正反対のピーカン照り。
Blue Grassのウェアが赤土に映えてました。

ライスターはサーブ、ショットともに強烈という情報があったので、押され続けると厳しい試合になるかと思いましたが、メンタル面で完全に勝り、寄せ付けな いうまさ、強さで勝利しました。
この試合は、ロジャーのショットの多彩さを感じたのと今まで以上にリラックスした動きを感じました。
ドロップショットは、相手の動きを感じて打つ瞬間にコースを変えていたようで、相手の逆をなんどもついてました。
振られたときのフォアハンドもネットが低く距離があるクロスに切り返すことが定石ですが、それを高い弾道でストレートへ深く返し、チャンスボールにつなで ました。
カメラも逆をつかれることしばしばw

1st set(64)
RF  K K K KBK
JR K K K K

1stセットはライスターの強打に慣れようとしていた感じでとくにギアを上げるようなそぶりは見えませんでしたが、終盤の9thゲームで硬くなったライス ターの隙をついてアタック、ドロップショットもすばやく反応。0-40からネットに出てきたライスターのバック側にふわっと緩いパスを浮かせ、ミスさせてブレイク(このパスは意図してたのか不明。。。)、締めのSFSも40-15からサクッとキープ&先取しまし た。


2nd set(60)
RF BKBKBK
JR

2ndセットは1stゲームをLoveゲームでブレイクすると一方的な展開に。
ライスターのバックを執拗に攻め、ラリーで優位にたち、ゲームを支配してました。
サービスゲームも3ポイント目をとられ、15-30と先攻されてもワイドのサービスで相手を崩してショートポイントでタイに戻してました。
3rdゲームは0-40からライスターのDFで2ブレイクアップ。
5thゲームも今大会よく見せるドロップに見せかけたスライスショットでBPを握るとそのままブレイクに成功。
楽々2セットアップ。
このセット、サービスの確率が80%。ロジャーとしてはとても良かったです。ライスターの1stはそれ以上の85%なのにこのスコア。
ロジャーの リターンが半端なく良かったことを示します。


3rd set(64)
RF  K KBK K K
JR K K   K K

3rdセットに入ってもロジャーの多彩なショットが見られました。
1stゲーム、ブレイクはできませんでしたが、なんとか優位にたとうとライスターがネットにでますが、深いアプローチにもかかわらず下がりながらのバックハンドパス。
高い弾道でアウトになると瞬時に判断したライスターですが、ライン際でストンと落ちました。
ロジャーならではのショットでしたね。
ロジャーも抜かりなくサービスゲームをこなします。この日始めてのサーブ&ボレーで2ndゲームをキープ。
4thゲームをLoveゲームキープすると、5thゲームでバックハンドロブで抜いて0-40。解説者も「ohhhhhh〜!!!」と叫んでましたw
このゲームをブレイクすると、後は危なげないサービスゲームできっちり締めてゲームセット。
サービスがとにかく良かった。と思ったんですが、スタッツを見たら 57%。
2ndサービスでもポイントをさくさくとってたからそんな風に感じたんでしょうかね。


シューズのアップ画像がなかなか見つかりませんでしたが、今大会もLunarlite Vaporではなく、旧モデルのVapor VI Tour の特注カラー(市販のカラーに合わせたもの)でした。
市販モデルの色よりグラデーションのレベルが急ですね。
そして、待ちに待ったFO優 勝マークがついてます。
個人的にこの配色(ヒールのObsidianが濃い)の方が好きです。
市販版はなにか淡い中途半端な色に見えてどうも。。。ま、安くなったら買う かもしれませんがw




ハイライト
それにしても、今年のWOWOWはロジャーの試合を丸々見ることができませんね。。。


試合後のTVインタビューです。


プレスインタビュー
| 16:37 | GS FO 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
FO 2010 R2 思った以上に苦戦
Roland Garros 2010
The French Open Tennis Championships 2010

http://www.rolandgarros.com/en_FR/index.html

Category: Grand Slam
Place: Paris, France
Date: 23.05.2010-06.06.2010
Draw Size: S-128 D-64
Surface: Clay
Prize Money: € TBD
Total Financial Commitment: € 7,580,800

2nd round
[1] R Federer (SUI) d A Falla (COL) 76(4) 62 64


この審判台の隙間から見えるロジャーの顔がいい。

ファージャ。はじめて聞く名でした。
ティプシーをストレートにさくっと倒した相手だけにストロークがかなりしっかりしていて、ロジャーも慣れるのに少し時間がかかりました。
加えて雨による中断もあり、リズムがつかみにくかったように見えました。
Wimbyで雨天中断は慣れてると思うので心配してませんでしたが。


1st set(76(4))
RF K K K K K  B
AF  K K K K KB

tiebreak
RF K  KK B KBB
AF  KK  K B

ファージャはショットにしろリターンにしろとにかくアグレッシブでしたね。
2ndサーブになると確実にたたかれてました。
ロジャーはサービスゲームで苦労してましたね。
3rdゲームで40-A、5thゲームで40-AとBPを握られ、リターンゲームではBPがとれない状態。
ファージャのサービスでは6th, 8th, 10thゲームをLoveゲームでキープし、ロジャーにチャンスらしいチャンスがありませんでした。
ロジャーも9thゲームでLoveゲームキープするも11thゲームで15-40, 30-40, 40-Aと3つ目のBPで最後はドロップショットが甘くなりパスされてブレイクされてしまいました。
しかし、ファージャのSFSでファージャのUEが重なり、アプローチ&ボレーが成功し、15-40から最後は回りこみフォアのリターンでブレイクバックに成功。
R1の1stセット終盤でもありましたが、少しでもメンタルにブレがでたらロジャーにしとめられる瞬間を見ました。

タイブレイクはアプローチ&ボレーで先にminiブレイクするも即miniブレイクバックされてしまいました。
1stをきっちり入れたのに取れなかったので、長引きそうかなと思いましたが、5-4からフォアの逆クロスが決まってminiブレイクするとそのまま取ってしまいました。
ちょっとあっけにとられました。


2nd set(62)
RF  KBKBK K
AF K     K

セット始めに雨が降って来ました。
3rdゲームでリターンからのアタックが成功し、15-40から緩い球をまぜブレイクに成功。
雨のためここで15分くらい中断。
再開後のサービスゲームでは40-40までもつれますが、1stサーブを入れ、キープ。
ディフェンスも硬かったです。
5thゲーム、ネットに出たファージャにスライスで緩く返しボレーミスを誘い、足元へパス、クロスのフォアハンドエースで0-40。最後はドロップボレーが甘かったけどブレイクに成功しました。
ファージャもあきらめてませんでした。
続く6thゲーム、ロジャーのUEが重なり0-40と大ピンチ。ここからロジャーは再び集中力をあげ、UEを減らし、1stサーブをいれてキープ。
粘るファージャを突き放しました。


3rd set(64)
RF  KBK K K K
AF K   K K K

2ndゲーム、30-0で1hの雨天中断。
ゲーム中に中断というのはちょっと嫌ですね。
まぁ、土砂降りだったのでしょうがないですが。
再開後はなんなくキープし、続くリターンゲームでバックのドロップショット、2ndをたたき30-40からブレイクに成功。
中断後のファージャの集中力を試すかのようなしかけでした。
この後はピンチらしいピンチがなくゲームセット。
1stセットをものにしたのが大きかったです。


試合終了後、退場するロジャー。
RFジャケットの襟にあるサイズがわかりそうでわからない。。。
たぶんMでしょうけど。

ハイライトです。



試合直後のテレビ出演。
プレスインタビューの前でしょうね。
体冷えそう。。。

| 16:19 | GS FO 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
FO 2010 R1 完璧な初戦
Roland Garros 2010
The French Open Tennis Championships 2010

http://www.rolandgarros.com/en_FR/index.html

Category: Grand Slam
Place: Paris, France
Date: 23.05.2010-06.06.2010
Draw Size: S-128 D-64
Surface: Clay
Prize Money: € TBD
Total Financial Commitment: € 7,580,800

1st round
[1] R Federer (SUI) d P Luczak (AUS) 64 61 62


期待通りRFジャケットの新色を着て登場してくれました。
「Blue Grass」はパリの太陽に浴びると鮮やかな青に見えるんですねぇ。赤土に映えてました。
RFのボストンバッグも真っ黒で良いですね。
以前RF foundationのオークションで08USOのものがCHF 7000.00でスタートしてました。
市販されないですかねぇ。テニスのときに使うかどうかわからないけど。。。

ルックサック(ルチャック?)は昨年のナダル戦やデ杯、GAORAのテニスマガジンで特集されてたので知ってました。
が、こんなに良いショット打つ選手だったっけ?というくらい強烈なショットを打ってきました。
こういう強打を打ち続ける選手に対してロジャーはいつも強打、早い切り返しで対抗します。
この日はほんとにフルスイング。
サーブのリズムが良かったためか、ラリーでのテンポもよく、相手に攻め立てられたときのミス以外のForced Errorはなかったと思います。

1st set(64)
RF K K K K KB
PL  K K K K

もう最初から硬さをふっとばそうとばかりに飛ばしてましたね。
フォアなんてフルスイングで右へ左へ。
1st, 3rd, 5thゲームとLoveゲームキープ。サービスのリズムがよかったのでショットにもリズムが出てリズミカルなフットワークでした。
ルックサックの様子を見るというよりまず自分のペースで展開できるかってところを重点的に進めてた感じで、リターンゲームではそんなにプレッシャーを与えるしぐさは見られませんでした。
それでも、10thゲームでルックサックに硬さが出たのかこれまでになかったミスが二つ続き0-30とリード。
40-30, A-40と2つのゲームポイントを逆転後、2つのBPを握り、最後はダブルフォルトで1stセット先取。
ここからロジャーに流れが一気にいきました。




2nd set(61)
RF K KBKBK
PL  K

1-1で迎えた3rdセット。30-40とBPを握られましたが、ここから集中しなおしてルックサックのハードヒットに打ち勝ち、この日好調のサービスで2連続ポイントでキープ。
GSになるとピンチでのサービスポイントが増えますね。
せめてマスターズでもこれくらいの集中力は見せてほしかったりします。。。
4thゲーム。ピンチの後、ロジャーはさっそくしかけました。
0-30から30-40, 40-AとBPを握ったとき、1stセットでは見せなかった高い弾道のショットを出し、ブレイク成功。
ここ数試合で見せるチェンジオブペースとしてこのボールをよく見ます(マドリッドでは効果的でしたね。)
6thゲームでもこのボールを使い、ブレイクに成功。
締めの7thゲームでは、サーブ&ボレーを使いはじめ、少しも相手に隙を見せない姿勢。
ブレッドスティックでこのセットも決めました。
サーブの調子が少しも落ちませんでしたね。



3rd set(62)
RF  K KBKBK
PL K K

ルックサックのドロップショットにもすばやく反応、処理してましたね。
4thゲームでは、ロジャーの後ろに座ってたお客さんが体調を崩し、「気づかなくてごめん。外に出て休んで。」と声をかけ、手を貸してくれた人(係員?)に「ありがとう」と言ってました。
いやな間がありつつも1stサーブをきっちり入れてキープ。
最後のポイントでは激しく振られながらも最後は絶妙なバックのドロップショットで完全に相手の意表をつきました。

ロジャーがこのコートで指をたてたのは06SF vs ナルディの背面ショットでパスしたとき以来ですね。
これで完全にこのセットのったのか、5thゲーム15-15でフォアのアングルショットでエースを奪うと、15-40, 30-40, 40-Aと3つ目のBPでブレイク成功。
6th、7thゲームでもドロップショットを連発。
そして、30-40からブレイクに成功。
締めの8thゲームではバックのスライスロブまで飛び出し、ショットメイクの深さを魅せつけて勝利。
これ以上ないスタートとなりました。





ハイライト



試合後TennisChannelのインタビュー
ロジャーのパンツ。マイアミのプレスインタビューでも履いてましたね。

Nike AW77 Graphic Fleece Pants
http://www.jdsports.co.uk/webapp/wcs/stores/servlet/ProductDisplay?cm_mmc=awin-_-product_feed-_-affiliate-_-awprod&catalogId=10551&storeId=10151&langId=-1&aid=710&awgid=0&awlinkid=0&awid=32880&awproductid=103289823&awclickref=&productId=322753&aid=710&awc=1431_1274857664_793fcc1126c13b36f308e32a47c55285
| 14:56 | GS FO 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
ナイキ グランドスラム ポロ情報
ロジャーがナイキのグランドスラムポロをよく着ている話を以前記事にしました。

http://waitaro.jugem.jp/?eid=1080

この中でローマのナイキショップやエストリルで着ていたボーダータイプの詳細がわかりました。



NIKE Grand Slam Bold Polo
White/Anthracite/Grey
http://www.prodirectselect.com/Products/Nike-Clothing-Grand-Slam-Bold-Polo-White-Anthracite-Wolf-Grey-19813.aspx
http://www.fashionbeans.com/recommended-fashion/nike-grand-slam-stripe-polo-shirt/#product_info





日本では展開されてません。
似たようなデザインのパイルボーダー・ポロがありますが、素材、配色が違います。
大きな違いは背面までボーダーがあるかないかです。

ナイキ パイルボーダー ポロ
http://zozo.jp/shop/stless/goods.html?gid=523104&rid=1011
http://item.rakuten.co.jp/around-sports/10097016/


それともう一つ発見。
AOの練習のときに着ていたGSポロ。
日本でも市販されてる紫色のものとは違うようです。
ロジャーが着ていたポロのピンウィールロゴは赤に近い暖色。
日本で販売されてるものは水色の寒色でした。



NIKE Grand Slam Polo
Purple/Mint
http://www.prodirectselect.com/products/nike-clothing-grand-slam-pique-polo-varsity-purple-mint-19834.aspx
http://store.nike.com/index.jsp?country=US&lang_locale=en_US&sitesrc=uslp#l=shop,pdp,ctr-inline/cid-1/pid-300528/pgid-284056



海外では同じ配色のものがあるようです。

| 19:03 | RF GOODS | comments(0) | - | posted by わいたろう |
Masters Guinot Mary Cohr Exho 2010

Masters Guinot Mary Cohr Exho 2010
http://www.guinotmarycohrmasters.com

Category: Exhibition
Place: Paris, France
Date: 19.05.2010-21.05.2010
Surface: Clay[o]

去年に引き続きFO直前のエキシビにエントリーしました。
ロジャーの試合は、20日 13:00〜 シュトラーと対戦しました。
ちなみに去年はスタンと対戦しました。
http://www.guinotmarycohrmasters.com/#/infos

Wednesday 19th of May
1pm
Jo Wilfried Tsonga vs. Stainislas Wawrinka
Followed by:
Sebastien Grosjean vs. Fernando Gonzalez

Thursday 20th of May
1pm
★Roger Federer vs. Rainer Schuttler
Followed by:
Andy Murray vs. Mardy Fish

Friday 21st of May
1pm
Andy Roddick vs. Mikhael Youzhny
Followed by:
Mikhael Llodra vs. David Ferrer

去年はたしかライストがなく、現地に観に行かれた方がアップしてくれたYouTubeでプレイを確認したはず。
去年このエキシビの記事を書いてなかったみたい。。。
なんで書かなかったんだろ。。。観てなかったからかな?

R.Federer d. R.Schuttler 4-6, 6-3, 10-5

ライストは20:00になっても始まらず、20分くらい待ちぼうけ。
で、映ったら4thゲームまで進んでました。
アウトフィットは去年同様FO前のクレーシーズンモデルでした。
パリに着いてNewシューズで練習していたから、てっきりそのシューズで出るかと思ったんですが、違いましたね。
そういや、このパンツ。結局TW Europe でしか販売されませんでしたね。

1st set(46)
RF K K K   K
RS  K K KBK K

2nd set(63)
RF K K K KBK
RS  K K K

Super Tiebreak(105)
RF  KKBB KBBK B  K
RS K    B    B KB

プレイを観てるとシュトラーのプレイが良いのか、ロジャーがパリのコートにアジャストできてなかったのか、ラリーでなかなか主導権をとれない状況。
サービスゲームもポイント先攻されることが多かったです。

2ndセット、7thゲームのサービスで、サーブ&ボレーを執拗に出していきました。
ものすごくアグレッシブで、ガンガン相手にプレッシャーを与えてました。
シュトラーがうまく対応してたので、さくさくポイントは取れませんでしたが、この展開の変化が功を奏したのか、続く8thゲームで0-40からブレイクに成功。
SFSではお互い笑顔が見られました。二人ともドイツ語だからよく話をする仲なんでしょうかね。
とにかく楽しそうでした。
試合中リストバンドで汗をぬぐうとき、指にテーピングがありました。
マイアミのときみたいに親指の皮むけちゃったのかなと思いましたが、あとで画像確認したら中指でした。
マドリッドのSFかFinalあたりで気にしてたって話を聞きましたが、FOまでに回復するのか心配。

まぁ、エキシビなのでそんなに力が入ることはなかったんですが。
でも、やっぱり負けるところやうまくポイントがとれないロジャーを見るのはいやですね(^^;
加えて、ライストの画像が最悪で、ボールの軌道がほとんど見えず、途中で止まったり映らなくなったりで余計ストレスがたまってしまいました。
見る気が失せてしまったんですが、ファイナルセットのスーパータイブレイクで一気にギアを上げて、ショットのペースが急激にあがってシュトラーが対応できなくなっていったプレイを見たらすっきりしました。

試合後のインタビューではロジャーもシュトラーも終始笑顔でしたね。
フランス語でインタビューに答えてたロジャー。


マドリッドの後にパリのコートを見ると、ほんとにボールが飛んでいかないですね。
バウンド後のボールの伸びにも違いが見られます。
この日はドロップショットが甘かったけど、リバースフォアがクロスの良いところに入ってましたね。
シュトラーが粘ってよく返してましたが、体勢が崩れてるのでネットプレイで仕留めたり、フォアハンドで押しこめたポイントが目立ってました。

この角度で見ると、ロジャーのボールが「バキューン!」って感じで飛んでいきますね〜。


インタビュー ここではBlueGrassのRFキャップをかぶってます。

| 15:38 | Exhibision 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
in Paris !!! FOアウトフィット公開

ロジャーは、去年に引き続きエキシビ「Masters Guinot Mary Cohr」にエントリーしました。

その前日、No.2コートにてリュビチッチと練習しました。
とっても楽しそうです。

Nike Summerモデルですでに販売されているBlueGrassのシューズ(Lunarlite Vapor)、RFジャケット、バンダナ、リストバンドを身につけて登場しました。
ボストンバッグもGS用のものになり、今年は黒一色です。去年のオレンジもよかったけど、これも良いなぁ。






FO用アウトフィット一式


編集画像より。着用したらこんな感じ。


シューズはローマで履いた後、エストリル、マドリッドで再びVapor VIに戻しましたが、ここで履いてるってことは調整が終わったんでしょうかね?
去年より遅いデビューになってます。
素材が柔らかく軽くなったので、これまでの履き替えより調整が難しかったんでしょうか。

・・・とここまで書いて動画をよーくみたらシューズのアウト側がなんかVapor VIっぽいし、ヒール側もなんとなくNewモデルとは違う色合いに見えてきた。。。
いずれにしてもヒールをきっちり見ない限り判断できないですね。






facebookにもアップされてました。
あまり見られないお茶目なロジャーw
http://www.facebook.com/video/video.php?v=1452002948857&ref=mf
http://www.facebook.com/video/video.php?v=1452011029059&ref=mf

| 15:03 | RF GOODS | comments(2) | - | posted by わいたろう |
Madrid 2010 Final ベストな調整試合
Mutua Madrileña Madrid Open 2010

Category: ATP World Tour Masters 1000
Place: Madrid, Spain
Date: 09.05.2010-16.05.2010
Draw Size: S-56 D-24
Surface: Clay
Prize Money: € 2,835,000

Final
[2] R Nadal (ESP) d [1] R Federer (SUI) 64 76(5)

GAORAで放送してくれる場合は録画して後で見ることにしてます。
それまでは頑張って試合時間に起きてLive Streamingで見てます。
ということで、この試合は2日遅れで視聴。
結果が分かっているので、落ち着いて見られました。
てか、対ナダルを生もしくは結果を知らずに見るほど精神的にタフじゃないのでwww


それにしてもこの試合における画像、rf.comであまりアップされてませんでした。
負け試合でもけっこうアップされてたと思ったんですが、今回は少なかったですね。


ロジャー自身、負けた後がっくりきてたので、決勝まで良い感じでこれたから勝ちたかったでしょうけど、個人的には、数週間前のローマ、エストリルでの出来を見てきただけに、R3, QF, SFくらい回復すれば、優勝しなくても十分満足いく結果じゃないかなと思いました。
この試合にしても、ナダルのショットに押されながらもロジャーらしい集中力、展開力を出すことができていたので、かなり好感触。FOに良い流れで入れそうです。
調整試合としてはかなり良いものだったと思います。
それとFO直前にクレーを一番うまく戦えるナダルと試合できたのも経験値アップとして良かったかと。

1st set(46)
RF K  BK   K
RN  KB  KBK K



ロジャーの入りはLoveゲームキープ。
対してナダルは40-AとBPを握られました。ナダルの方が少しナーバスになってたように見えました。
3rdゲーム、ロジャーはブレイクされてしまいましたが、4thゲームで15-40から即ブレイクバック。
この試合、ロジャーが得たのはいつもならなかなかブレイクできないナダルのサービスゲームを簡単にブレイクできたことじゃないでしょうか。
7thゲーム、0-40, 40-A, 40-Aの3つ目でブレイクされてしまいました。今のロジャーに必要なのは0-40から集中力、ギアを一気に上げてサービスエースで切り抜ける力。
これがあると安心感が出てきますね。


2nd set(67(5))
RF  BK   KBK K
RN B  KBK   K K

Tiebreak
RF KB  KB    B
RN   KB  KBBK B



このセットはほんとにシーソーでしたね。
ロジャーが1stゲーム落としてしまったのでそのままいくのかと思いきや即ブレイクバック。
15-40でのバックのクロスアングルはまさにロジャーというショットでした。
2-2 からまたもナダルにブレイクされるも3-4 から再びブレイクバックに成功。
久々のナダル戦で試したいと思ってたリターンゲームがうまくかみあったんでしょうかね。
フットワークの良いナダルに対してドロップショットが何度も決まってたのも良い収穫でした。

タイブレイクは1miniブレイクアップ、4-3で迎えたサービスで二つとも落としてしまいました。
4-6 ナダルのSFMのポイントをminiブレイクバックするも最後はとんでもないイレギュラーで空振り。
ほんとに大事なポイントで運が悪く負けてしまいました。
でも、このポイントがFOの大事なポイントの変わりとなってくれるはずです。



会場のマナーが少し気になりましたね。。。
2ndセット2-4 7thゲーム、ロジャーのサービス、30-0 のポイントがラインパーソンのミスジャッジによりリプレイとなったシーンがありました。
これに対し会場がブーイング。それも二人ともプレイに入ってるのに鳴りやまない。
たまらずナダルが会場側へ手を上げて制止するもなかなか鳴りやみませんでした。
昨年決勝での「ラーファー!ラーファー!ラーファー!ラーファー!ラーファー!・・・」と永遠と叫び続けるサッカースタイルの応援に比べたらまだ静かな方でしたけど。

1st set 1/7


2/7
http://www.youtube.com/watch?v=iJnzcycqsqo&feature=related
3/7
http://www.youtube.com/watch?v=Ekxoi6HsW24&feature=related
4/7
http://www.youtube.com/watch?v=iJnzcycqsqo&feature=related
5/7
http://www.youtube.com/watch?v=re-7VCDScyw&feature=related
6/7
http://www.youtube.com/watch?v=jL-RZyM4mZ8&feature=related
7/7
http://www.youtube.com/watch?v=XzN4L6Vu7V8&feature=related

2nd set 1/7


2/7
http://www.youtube.com/watch?v=mUECizAhvUc&feature=related
3/7
http://www.youtube.com/watch?v=WGOBD67GNWg&feature=related
4/7
http://www.youtube.com/watch?v=qDT4N6W4llA&feature=related
5/7
http://www.youtube.com/watch?v=IQOKOVID4mM&feature=related
6/7
http://www.youtube.com/watch?v=vbCzk6apG-g&feature=related
7/7
http://www.youtube.com/watch?v=CRy1g4DfICw&feature=related



セレモニー


気になったシーン。
テニス界の権力者とも言えるティりアックさん。彼が最後に二人の方へ向いて話してましたが、、、
なんかロジャーとナダルが校長先生の話を聞いてる感じに直立不動。

ロジャーなんか表彰台から落ちそう。
顔もなんだか…
数いる大会主催者の中でこの人だけなんか大きな顔して出てきてるように感じるんですよねぇ。。。

| 16:18 | MS Madrid 2010 | comments(2) | - | posted by わいたろう |
Madrid 2010 SF ロジャーのギアが上がった試合
Mutua Madrileña Madrid Open 2010
Category: ATP World Tour Masters 1000
Place: Madrid, Spain
Date: 09.05.2010-16.05.2010
Draw Size: S-56 D-24
Surface: Clay
Prize Money: € 2,835,000

Semi final
[1] R Federer (SUI) d [9] D Ferrer (ESP) 75 36 63

正直マレーじゃなくて良かったと思いました。
プレイスタイルで比較するとフェレールよりマレーの方がやりづらいと思ったからです。
しかし、クレーシーズンに入って安定した強さを見せているフェレールも楽な相手じゃない。
その一つに持ち前のフットワークと安定したストローク。
ロジャーは相手がミスしなくて、崩しきれなくなるとリズムがとれなくなってミスが出やすくなるので、早めにフェレールを崩せればと思いましたが、まだ本調子とも言い切れないのであまり高望みはしないようにしてました。



1st set(75)
RF  K K K K KBK
DF K K K K K

QFまでの試合を見ていてこれほどまでロジャーの調子が回復するとは思わなかった1stセットでした。
流れるようなフットワーク。アドサイドへさっと動いて回り込みながらのフォアハンドダウンザライン。
軸のぶれないセンターへのサービス。
04年USO決勝で衝撃を受けたあのときの感じが再び目に飛び込んできました。
サービスがよく、相手にポイントを与えないため、ラリーでのリズムもつかめ、試合前の不安がふっとぶくらい圧倒したゲーム展開でした。
しかし、好調フェレール。いくら振られてもきっちり相手コートに返してきます。
これまでのロジャーだったらミスして自滅していたことでしょう。
結局ロジャーのサービスゲームでは8thゲーム、12thゲームのそれぞれ1ポイントしか与えませんでした。
すごすぎです。
しかし、そんなロジャーの調子をよそにフェレールもしっかりついていってました。
何度もBPをしのぎ、最後は力尽きてしまいましたが、フェレールの安定感が2ndセットも続いて、ロジャーが少しでも集中力が落ちたらまだわからないと思いました。

1st serve pts won 90%
2nd serve pts won 100%
ありえない数字ですね。



2nd set(36)
RF  K   K K
DF K KBK K K

不安が的中してしまいました。
ロジャーのサービス、ショットがロングになりはじめました。
4thゲーム、DFで0-40のピンチ。調子を戻してきたロジャーがこのピンチを踏ん張りきれるか注目でしたが、やはりまだまだ。30-40までしか盛り返すことができずブレイクダウン。
1-4 6thゲーム、キープするもサービス、ショットの精度が悪く。サービスは47%まで落ちてしまいました。
フェレールのSFSでは1ポイント目をロジャーらしいバックで面を合わせただけのリターンエースが決まりましたが、その後はポイントが取れず1セットオール。
結局このセットは一つもBPがとれませんでした。
フェレールのリズム、集中力が落ちることはあまりないので、ロジャーが集中しなおすことを祈りました。




3rd set(63)
RF K K K KBK
DF  K K K

フェレールがバスルームブレイクをとっている間、ロジャーはシャツを着替えました。
「あ、シャツ着替えとこ。」みたいな感じでした。
フェレールをどうやって崩そうという頭でいっぱいでないことが感じられました。

1stゲーム、ショットの精度が戻ってきましたが、1stサーブはまだまだでした。
2ndゲーム、30-40、40-Aとブレイクチャンス。これを取ったらもう少し楽に勝てたかもしれません。
2つ目のBPをとったときは2ndサーブから攻め「C'mon!」の雄たけび。
しかし、次のリターンが返せませんでした。
3rdゲーム、フォアハンドのUEで今度は逆に30-40とピンチ。
ここからロジャーらしいギアの上げ方が見られました。
フォアハンドのダウンザラインエースでDeuce
センターへのサービスエースでGP
フォアハンドのダウンザラインエースでキープ
5thゲーム、ようやく1stサーブが入るようになり、3/4本入ってLoveゲームキープ。
しかし、まだ安心は出来ませんでしたフォア<バックハンドのミスが多く、なかなか思うように展開できません。
4-3 7thゲームをキープ後、ロジャーの脚の動きがスローで映されました。
あらためてロジャーの足の筋肉(ふくろはぎ)のつき方って綺麗でバランスが良いと思いました。
8thゲーム、ついにブレイク成功
15-0からフォアのダウンザライン+スマッシュで15-15
クロスの厳しいボールをやっととどいた状態からフォアのクロスパスがみごとに決まり15-30
最後はフォアのクロス強打で押し切りました。
SFMではフォアのダウンザライン+クロスとショットで追い込み精度がグンとあがりました。
アドコートからワイドへ思いっきり跳ねる2ndサーブでMP
最後はワイドのサービスエースできっちり締めました。ロジャーらしい終え方。
終盤のギアの上げ方はまさにロジャーのプレイでした。




試合後、ベンチに戻ったロジャー。
なんだか疲れきった表情に見えました。
久々にタフマッチを連日こなしていただけに疲れたのかなと。
今大会が終わってFOまで時間があるので、十分回復につとめて欲しいです。
(まだ、ナダルというこれまた疲れる相手が残ってますが)




ハイライト







インタビュー
ロジャーってフェレールのことデイビッドって英語発音するんですね。
| 22:43 | MS Madrid 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
Madrid 2010 QF リベンジ!
Mutua Madrileña Madrid Open 2010
Category: ATP World Tour Masters 1000
Place: Madrid, Spain
Date: 09.05.2010-16.05.2010
Draw Size: S-56 D-24
Surface: Clay
Prize Money: € 2,835,000

Quarter final
[1] R Federer (SUI) d E Gulbis (LAT) 36 61 64


勝負どころのfinal set 3rd gameでブレイク後ガッツポーズ&吠えるロジャー。
この試合はすごく気持ちが入ってました。


復調してきたロジャーにとって一つのテストとなる試合でした。
勢いのあるグルビスにどれだけやれるか。
ローマのときはまだ荒々しいプレイのグルビスでしたが、そこから一転、攻めるときは攻め、守るときは守る賢いプレイをするようになっただけにタフなることは覚悟してました。
接戦の末、ロジャーの勝利。
試合中何度も「C'mon !」と雄たけびをあげ、2ndセット終盤からサービス、ショットする際に声をあげてました。
ローマ、エストリルとロジャーの覇気のないプレイでは終始「う〜ん。。。」という感じで応援というより冷静に試合の流れを見守ってましたが、今回はすごく頑張ってるロジャーが出ていたので「がんばれ!」と声に出してすごく応援してました。
ガッツポーズも出て勝利。
頑張ってる選手を応援して、そして勝ってくれる。
2005年、勝って当たり前のロジャーを見てたときは全く感じませんでしたが、今はこれほど幸せなことはないと思うようになりウルッときてしまいました。
最近、涙もろい。。。

1st set(36)
RF    K K K
EG KBK K K K

出だしからグルビスのサービス、リターンがとても良い。
サービスは言うまでもないですが、ロジャーのサービスに対してリターンが深く、2ndゲーム15-40からいきなりブレイクを許してしまいました。
グルビスのプレイがよく、今のロジャーでは1stセットはこのまま押されてしまうかもしれないと思いました。
スコアでは1-4と差が開いていてましたが、徐々にロジャーがグルビスのプレイを崩し始めました。
6thゲームのサービスでも1stサービスが入るようになり、リズムがつかめたかな?という感じをうけました。
続くリターンゲームでは、R3同様緩い球で揺さぶりを始めました(ミスしてしまい、うまくいきませんでしたが)。
2-5 8thゲーム、ロジャーがLoveゲームでキープ。これでセットが取られても次のセットへの「つなぎ」はできました。
9thゲーム、グルビスのSFSではDeuceまで持ち込むも、ローマのようにグルビスが乱れることはなく1stセットダウン。
2nd serve won 20%ってのが低すぎますね。
BPがなかったので、なんとかリターンしてBP取って欲しいと思いました。




2nd set(61)
RF  BKBKBK
EG B

2ndセット、1stゲーム。まさかのブレイクダウン発進。
30-40 グルビスのショットが深く鋭く尚且つミスが少なく、ロジャーが踏ん張りきれませんでした。
しかし、2ndゲーム、ロジャーは攻めました。アプローチ&ボレーで30-40とこの日始めてのBP。
「C'mon!」
ここからロジャーの気持ちが入ってきました。そしてブレイクに成功。
3rdゲーム、30-0からDeuceまで追いつかれましたがキープ。早めのリセット、リズムを戻すことに成功しました。
ラリーになってロジャーがショットするごとに声を出すようになりました。すごく頑張ってるロジャーに自ずと「頑張れ!」と声をかけてました。
4thゲーム、0-30と先攻し、15-40とブレイクアップのチャンス。ここでも「C'mon!」と雄たけび。
ゆさぶりが効き、ブレイクに成功。
普段ならというか一昨年までならここから一気にいってたんですが、グルビスのメンタル面の充実ぶりとロジャーの調子から一筋縄ではいかず、ブレイク後のサービスで15-40とピンチ。
このポイントは2ndサーブでトスをやめました。トスをやめた後ボールガールの方を見てたので、おそらくトスアップ時に動いたボールガールが目に入ったんでしょう。
ありえない。。。
目の保養とか思っていつも見てましたが、このときばかりはムカっときました。
勘弁してよー!
しかし、さすがロジャー。Deuceまで押し返し「C'mon!」
続くポイントでアプローチ&ボレーをしかけますが、グルビスのロブに対応できず40-Aと再びピンチ。
ここからGPをとり、なんとかキープ。
ほっとしました。この日一番緊張したかもしれません。
4-1 で迎えたリータンゲームでもブレイクに成功。
前のゲームをキープして少し余裕が出たのか、グルビスのドロップショットをノールックで処理。
逆をつかれたグルビス。メンタルがぶれてました。
最後は15-30と先攻されるもキープに成功。終わってみればブレッドスティック。
2ndサーブ、リターンでのポイント獲得率が高くなりました。




3rd set(64)
RF  KBK K K K
EG K   K K K

1stゲームでブレイクできたら一気にいけそうな気がしましたが、0-30と先攻するもBPまでいきませんでした。
しかし、グルビスのサービス、ショットに対する読みがあたってきました。
ロジャーの「C'mon!」に呼応するかのようにグルビスも必死に対抗しようと「C'mon!」と吠えてました。
メンタルの勝負が表に出た試合になりました。
2ndゲーム、ロジャーも気合が入ります。30-30からポイントをとり「C'mon!」
DFからBPを握られました。客席の方を見ていたので集中力落ちたかなと思って不安になりましたが、キープ。
次のリターンゲームで15-30と先攻し、アプローチからチャンスボールになりドロップボレー。これが甘くなり決められてしまいました。
ロジャーが「なんであんなショットを。。。」とネット前でしばしがっくりしたしぐさ。
珍しいシーンを見ました。
それでも持ち直してアプローチ&ボレーで40-AとBPを握り、深いアプローチから前に出てきたグルビスをバックハンドで美しいロブでエース&ブレイクアップ!
冒頭の画像のガッツポーズ&雄たけびを出しました。
ここからロジャーに再び集中力が戻ってきたのか、4thゲーム、6thゲームをLoveゲームでキープ。
少しフォアをふかすミスが出てましたが、サービスが安定してきました。
5-3で迎えたロジャーのリターンゲーム、0-15。観客がブーイング。誰かなにかしでかしたのかなと思いましたが、雨が降ってきたことに対するブーイングのようです。
しかし、異常に反応するな。向こうの人は。ボールガールに対してもいちいち反応するし。うるさい。
ラーヤニさんが必死に抑えてましたが、あまり効果がなく。
この環境を生かしてか執拗にバックのスライスを多用してました。風も出てきたのかもしれません。
結局このゲームはグルビスがすんなりキープ。

チェンジエンドで集中を切らさないようにしてるロジャー。
ロジャーのSFMでやめるかどうかラーヤニさんの判断に注目しましたが、そのまま続行。
しっかり集中して1stサービスを入れてきました。30-0。早く終わらせたいという気持ちがあったと思います。
しかし、グルビスがポイントをとると1stが入らなくなりました。少し慎重になったのかもしれません。
40-30。MPをとると「C'mon!」この試合のタフさが感じられます。
MP一つで決めました。
お互いリターンでのポイント獲得率が異様に低いですね。ともにサービスが良かったことがわかります。




早めにリベンジできてよかったです。
今のグルビスはTop10プレイヤーに匹敵する実力。
なかなか勝利のリズムがつかめなかったロジャーがその選手に勝てたのがとても大きい。
FOに向けだんだんよくなってきました。
出来よりも調整ととらえた方が良いですね。尚且つ勝てればGood。




ハイライト



プレスインタビュー


この日は練習から着ていた黒のジャケットですね。
新作ですかね?

| 11:51 | MS Madrid 2010 | comments(0) | - | posted by わいたろう |
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